僕には兄貴が居る


今 地元、鳥取でカメラマンをしている



小さい頃は一緒によく遊んだ



田畑をかけまわり


川で魚をとり


海で魚をとり



ぶどう畑でブドウを盗み


いつも兄の背中を追いかけて遊んだ




学生になり


自己がでて



友達ができ



時間もずれて


話もしなくなった



そういえば、僕が中二年か三年の頃、兄貴に誘われ、パチンコ屋に自転車コキコキ一緒に行った記憶がある


ちびっ子に見えない様に、サングラスをしていったのを覚えている(笑)



忘れもしないあれがデビュー戦だった





だが基本、同じ家にいるのに、半年に一回顔を見るか、見ないか・・・という程度の距離だった


社会人になるとなおさら時間はズレた


顔を合わせる事は稀だったが、顔を合わせたときは、こと細かい兄にイラつき、反発していた




僕が二十代後半、兄が結婚した。



披露宴で、兄は涙ぐみ、沢山の仲間に囲まれていた。




兄の周りにこんなにも 兄を慕っている人がいるなんて・・・・と驚いたのを覚えている



その頃から兄との距離が縮まった。



僕が精神的に 大人になったのだろう






当然 兄貴は大人だ。




顔を合わせない期間、兄は僕のことを心配してくれたいたらしく、ちょっと衝撃だった


僕は 兄のことを 何も考えてなかったから





社会人になって、僕は色々な経験をしてきたけれど、時間は僕一人に流れていない事を知った


兄貴は 大きくなっていた。



尊敬できる程に



同じ親で同じ家に育ち


同じご飯を食べてるのに、正反対ちがう兄弟





ほんとにスゲーよ


貴方が 兄でいてくれて 僕は嬉しく思う




カメラマン 大塚 健一朗



僕の誇り


負けないように 僕も頑張るわ





ほんの 数日前まで 一緒に働いていたパートナーの くまさんが


そこにいる。



集合写真、頼もしく写っていた



さみしくも うれしくもあり




がんばれ


きっと くまさんなら やり遂げるだろう


本当はもっと一緒に仕事したかったけれど





僕はまだ セバでがんばる



課題は山積み


時間はそう残されていない



いつかいってみよう


彼の 情熱のこもった料理を 客席で食べてみよう




何がみえているのだろう?


原価は大切だけどケチって失うものもある。


得るものは20円