先ほど、農政局からうちに電話がありました。夜8時も回ってるような時間に、仕事の用件で電話をかけてくるなんてそれだけでもダウトって感じですが、まあそれはいいとして。

 なんか、品目横断的経営安定対策について現場の農家の意見を聞きたいということで、意見交換会に参加してくれる農家を探していて、ある人から、うちの親父はどうだと推薦されたそうなんですね。で、来週行われるそれに出てくれないかと言う話。


 もうね、アホかと。信じられないくらいのアホじゃないですかね。もしかしたら農政局に勤める役人ってのは特別に頭が悪いのかしら。


 まず、うちは品目横断に参加していません。米を作っている農家にとってこの制度は百害あって一理無しなものなので当然のごとく参加していないのですが、意見交換会ならせめて品目横断に実際に適応受けてる農家を呼んだらどうでしょか?

 まあこの件については、「じゃあなぜ、参加しないのか?」の意見もありうるだろうから、参加を促すのもわからないではない。参加しない理由なんか、わざわざ人に聞かなくてもわかりきってるはずですが、お役人様にはいくら考えてもわからないのかもしれないし。


 で、農政局の職員をアホと言う最大の理由ですが、米農家は今の時期、1年で最も忙しいんですよ。来週出てくれなんて、無理に決まってるじゃろ!

 米農家の9月10月はものすごく忙しくて会合とか何とかとてもじゃないが出てる余裕は無い、なんてのは農業関係者には常識です。これ以外にも農政局やら役所関係の人たちは、平気で、忙しい時期の平日午後1時からとかに会合をセッティングしますが、本当に他人の都合を一顧だにしないその態度はものすごいものがあります。


koume