昨日夕方の猛烈なスコール は、やはりそこかしこに爪痕を残していました。
こちらのお宅。
左端に写っている住宅自体は辛うじて無事なものの、
屋根に木が倒れかかり、土石流が床下、一部床上にまで入り込み、
水道、電気のライフラインが遮断されてしまいました。
この地区の住民は、昨夜近くの公民館に避難したため、人的被害がなかったことが何よりです。
母の入院する病院へと向かう川沿いの道路は、依然通行止めのまま。
しかし、その対岸の細い道は通行可能です。
今日はそちらを走り、母のところに行きました。
病室に入ってみると、様相が一変していました。
ベッドの位置が変わり、さらにベッドのそばにはこのポータブルトイレが。
そして、こちらの据え置き型手すり。
同業者の方ならおわかりですね。「たちあっぷ」です。
8月3日
の話し合いで決まった方向づけに沿い、早速ポータブルトイレへの移乗訓練が開始されています。
もっとも現時点ではまだ介助を受けながらの移乗までが精一杯で、排泄までには至っていないようですが。
また、昨日には要介護認定の申請も行われ、明日認定調査が入る予定とか。
さらに8月9日の午後には、再び自宅への外出。
この際、病院のスタッフも同行し、居住環境の確認を行うことになっています。
着々と進んでいる、母の在宅復帰プロジェクト。
気がかりなのは母の病状と体力ですが、日々確実に前へ前へと進んでいる今の状況が、
母にさらなる力を与えてくれるものと信じています。
8月9日といえば、介護報酬の請求も終わっているはず。
できれば午後から有休を取り、外出及び居住環境の確認に立ち会うつもりです。