最近、みやぴんが一人で寝入るのが寂しいとつぶやくようになり、寝る時に一緒にベッドに入ってあげるようにしている。
物理的にも心理的にも、そんなことができなくなる日もそう遠くないと思うので、今の時期の貴重な経験と思って大切にしている。
そうしてくっついて寝ようとしている中でみやぴんがぽつりぽつりと話すことが、本音だったりしてまた面白い。
ある日のこと。
「私は知らなかったし見てないんだけど、この前ね、頭のいい小学生を決めるみたいなクイズ番組があったんだって。」
「へー」
「おばあちゃんが見てたらしいんだけどね。」
「ふーん」
「そういうの見てさー、『そういう子は勉強が好きって言うのよ。あなたも勉強が好きになれば勉強することが嫌じゃなくなるのよ』とかって言うの」
「はー。なるほどねー。おばあちゃんなら言いそうだわ。笑」
「あとさー、新聞とかに『素晴らしい子ども』みたいなのが載ることあるじゃん?そうすると、『あなた、これ読みなさいよ』とかって言われるの。読みなさいよって言うだけであとは何も言わないんだけど、それって、『そういう風になって欲しい』ってことなのかなぁ」
「ははは 分かるわー。かあちゃんも子どもの頃、よくそういうの言われたよ。『ここ読みなさい』とか『あなたもこういう風にしなさい』とか。」
「おばあちゃんはさ、私に『こういう風になって欲しい』って思って、私がそこに進むのがいいと思ってるのかなー。でも私はさ、そんなんじゃなくて、自分で『こうなりたい』っていうのを考えて、そこに向かっていくのがいいと思うんだけどなー」
ありがとう、みやぴん。
あなたは、あなたで在ればいい。
あなたは、あなた自身がなりたい自分になればいい。
みやぴん自身がそう思っていることは、とても心強い。
ハハは、全力であなたを応援しているよ。