祖母が亡くなった。
私の父母が住む隣県の施設より
人生の大半を過ごした
今は私が住むこの家に
先程帰って来た。
祖母は明治の産まれ、
確か、齢103を数える筈。
10代前半より髪結いとして生き、
自身の美容室を廃業したのちも
先に床に伏した祖父の施設や
後に祖母自身の通う施設で
皆の髪を切っていた。
人生 = 美容師 な女性です。
私はこの家で祖父母に育てられたので
幼少期の今の時分は 夏休みで、
冷房の良く効いた快適な店の中に
ずっと居たくて アレコレと
アシスタントをしていたものでした。
オトナになった私が
美容師の妻と共に生き、
私自身が美容室のサポートを
生業としているのも
何か祖母との因果を感じます。
安らかに眠る祖母の顔に
今は未だ 実感が湧きません…。
人生の仕舞を大往生で迎えた祖母、
今までありがとうございました。
これからも彼の地よりお見守り下さい。
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