ぺぺろんPさんによる、「サテライト」「ゼログラビティ」「アステロイド」から成る三部作の2曲目です。
mikiの神調教で、なかなか切ないロックバラードです。
ちなみに「ゼログラビティ」とは「無重力」のことです。
『自分が誰なのか知りたくなって、わたしは暗い夜空を泳いだ。
その場所で、少女は自分の質量の意味を知る。
人間の「無常」に立ち向かった、ひとりの少女の物語。』
ゼログラビティ
唄：miki
作詞：ぺぺろんP
作曲：ぺぺろんP
止まった時計も使われない時計も
何も変わりはない
錆付いていく運命を
待ち侘びているのか待たされているのか
知りたくて知りたくてでも分からなくて
幼さを残したままの心を逃がして
何所へ行こうというの
It's just like Zero-Gravity.
こんな場所じゃ
誰も自分の重さを知ることは出来ない
浮かびすぎて痛みを忘れた心は
まるで空を漂う星々のよう
見えないのならば
そこにあると言えるのでしょうか
届かなかった光が
夜に泣いているというのに
知らされていたのか分かろうとしたのか
この世界の全てなど興味はないけど
空白がキタイに変わる突然変異を
信じていたいだけ
It's just like Zero-Gravity.
寂しくても
誰もその優しさを頼ることは出来ない
光になってあの空を舞っても
時おり誰かが指をさして微笑むだけ
こんなに暗くて こんなに冷たくて
それでも人はまだここを夢見て
何も語らず 何も残さず生きて……
It's just like Zero-Gravity.
こんな場所じゃ
誰も自分の重さを知ることは出来ない
浮かびすぎて痛みを忘れた心は
まるで空を漂う星々のよう