自民党の首班指名、「困ったときの若林さん」に笑ってしまった。
ナントカ還元水やバンソウコで農林水産大臣をリリーフすること3回、
今度は首班指名、よほどワンポイントリリーフの才があるようだ。
徳川幕府の老中会議も末期もこんな感じだったのだろうか。

坂本龍馬が明治の世に生き残っていたとしても、
龍馬が作成したという船中八策は素晴らしいけれど、
土佐勤王党の武市半平太のようなタイプではないから
八策実現のためにすんなりと政治家になってはいなかったと思う。

龍馬は建前と本音の使い分けが上手かった人だと思う。
薩摩と長州を結びつけるのに武器と食料という実利を説き、
西郷と桂の京都での会談が不調に終わったときには憤慨して
「長州がかわいそうじゃないか」と西郷の情に訴えるという、
まるで見てきたように言うけれど「竜馬がゆく」の拾い読みなり。

いつの間にやら明治維新をテーマに函館、長崎、鹿児島と重ねた
オッサン二人旅も次回は土佐高知から松山、龍馬の脱藩の道をたどる予定。
しかし脱藩の道はメタボチックなボクとTクンには難しそうなので、
困ったときの若林さんではないが、道後温泉と正岡子規を腹案とする。

なんだか、コレも「坂の上の雲」つながりでNHKに乗っかっているようだ。