ツイッターのログに流れてきたので何となく考えてみた。
仕事行くまで時間が無いからささっと書いてしまうけれども。
パチンコやパチスロを嗜み、嗜む人のフォローをしていると
「今日は○○枚!」とか
「フリーズ引いた」とか
「○○ゲーム乗せた」とか
そういう羅列が来るわ来るわの連続で、逆にマイナスイメージはあまり流れてこない。
そういうのは、どうしても消し去りたくなるんだよね。
おおっぴろげに「今日は○○K負けたぞコノヤロー」って言えるのは
それだけ余裕がある証拠でもあり、精神的にやられていない証拠でもある。
プラスの面だけ見たい人、見ていたい人、アピールしたい人は、
何処かにすがりたい思いがあるんだろうな。
逆に、何で俺だけは当たらないんだって思う人もいるかな?
パチンコに限っては、いくら釘調整が良くて回る台を打っていたとしても
その当選率に引っかからなければ永遠とハズレ演出を見続けることになる。
パチンコやパチスロは、見えない的に向かってダーツを投げる遊びみたいなもんで
パチンコの場合、釘調整はダーツ1本分の値段
パチスロの場合、設定値はダーツの的の当たりの大きさ
俺はパチンコやパチスロをザックリとこう思っている。
(最近はあまり話を聞かなくなったが、いわゆるパチスロの裏モノってのは
ダーツの的にある当たりの大きさが変動するもんだと解釈していた)
ここで重要なのが、1回の当たりを当てる際に
どれだけのお金が自分の財布から出て行くのか、ってことですな。
同じ当たりの確率ならば、財布から出て行くお金が少ない方が
より少ないお金で当てることが出来る。
1回で当たっ戻ってくるお金に対して、財布から出て行くお金が少なければ
その余剰に戻ってきたお金が儲かるという話になる。
すなわち、これが”当たり1回で期待出来る儲かる金額”。
巷では期待値って言ってるんだっけ? 俺はあまり使わないけど。
パチンコの場合、期待値の算出は割と単純だ。
数字をどんどん分解して、1回の初当たりに対する期待出来る出玉数を出し、
それにかかる費用を出せば良い。その費用が少なければ期待値はプラスになるからな。
最近じゃ、解析はネット上に乗るし自分で計算しなくても細かい数字が見れるから
昔の情報が全然回らなかった(強いて言えば雑誌だけ)頃に比べて楽な世の中になったものだ。
当然、確変等の割合やラウンド選択モノが増えている今の時代に
なかなかホール行ってスペック見てその場で期待値を出すのは難しいので
ネット上で簡単に見れるのは凄く有難いと思う。ホントに。
だが、パチスロの場合は凄く複雑だ。
複雑にしているのは、パチスロのシステムに他ならない。
最近ホールをにぎわせているパチスロのシステムの大半は
いわゆる”ゲーム数管理型天井大当たり当選システム”を搭載している。
よく見る言葉でゲーム数解除って言うこの代物。こいつが全ての元凶。
内部でゲーム数をカウントしていき、ある一定のゲーム数に到達したら
そこで大当たり(擬似ボーナス或いはAT等)に当選するって奴だが
大半の機種は、この天井ラインの変動を儲けている。
パチンコの確変っぽいシステムなんだが、パチンコとは違い目には見えない。
打ち手としては、このシステムでもって出玉を増やしていく。
大当たりが終了したら特定ゲーム数まで連荘を期待して打つ。
当たらなかったらそこが止め時となる。
上の方で設定値はダーツの的にある大当たりの大きさって書いたけど
全くもって意味を成さない。
細かいレア小役の確率だったり、或いは天井解除ゾーンと呼ばれる
当たりを自分で引ける状態に持っていける確率が優遇されていたり
ある程度の優越はあるものの、深い天井が選択されてそこまで永遠とハマるハメになったら。。。
パチンコと変わりませんな。それも釘調整の無いパチンコ。
だから、今のパチスロはパチンコと同じだろって思っているわけです。