今日のダービーは負けました。
試合後、悔しさのあまり声も出ず立つ気力も無かった。
選手は皆頑張ってくれてたし、一生懸命やってた。
観てて気持ちが伝わってきた。
だから悔しかった。
それに負けた相手が相手・・・
平野のシュートがポストに当たってなければ・・・

しかし、この負けのショックよりももっとショックな事が帰り道に起きました。
味スタからの階段を下りて、下を向いて歩いていると前からどーんと音と共に黒いかばんが道路の真ん中に吹っ飛ぶのが目に入ってきた。
目の前で何が起きたのか、答えを出すのは簡単だった。
交通事故。
道の真ん中には60代と思われるおじさんが頭から血を流しながら倒れていた。
はねた車の運転手は焦って車から飛び降りおじさんの元へと向かう。
車の中では一緒に乗っていた人達が呆然と座り込んでいる。
おじさんはピクリともしない。
すぐさま周りの人が警察、救急車に電話し、周りの警備員や警察官が集まってきた。
そしておじさんは救急車で運ばれていった。

これを観た時、人生ってなんて簡単に終わっちゃうんだろうと思った。
今俺は生きてるけど、5分後生きてる保証なんて無い。
人生を大切にしないといけないと実感した。
そして周りに居る家族、友達などもいつまで一緒に居られるか分からない。
人生は一瞬のうちに終わってしまうから。

それだけではない、はねられたおじさん、その家族や親戚だけでなく、はねた人の人生も一瞬のうちに変わってしまった。
きっとあの場所を見る限りおじさんがいきなり飛び出してきてそれに気付かなかったあの人が轢いてしまったんだろう。
これでもしあのおじさんが亡くなってしまったら、彼は刑務所行きである。
人生はなんてすぐに変わってしまうものなんだろう。
この一瞬の出来事が彼の人生を完全に変えてしまうかもしれない・・・

おじさんの命に別状が無い事を願っています。