7月27日(金)決勝トーナメントの試合結果をお知らせします。


2007年7月27日(金)

14:00[セルターノポリス]


東京ヴェルディ1969ジュニアユース 1-2 バスコ・ダ・ガマ

・前半 0-1

・後半 1-1


【得点者】

19分:相馬


【スターティングメンバー】

GK:松澤

DF:高野、キローラン[木]、牧野

MF:大木、松下、萩原、南部、小林

FW:相馬、本庄


朝は寒かったが、昨日までとは天候が一転。

汗ばむぐらいまで気温が上がり、半袖でも十分な陽気に。

試合会場も昨年大歓迎を受けたセルターノポリスに変更になり、

我々にとって有利に事が進んでいるかのようだった。


バスで1時間ほどゆられて試合会場へ。

試合前には地元の人々からお土産を頂くなど、今年も歓迎ムードの中で行われた。

今回も立ち上がりから物凄い勢いでくる事が予想されたため、

特に開始10分は集中しようと話していた矢先の3分に、

ブラジル代表にも選出されている10番に個人技から先制されてしまう。

その後も際どいシュートがバーを叩くなど苦しい立ち上がりに。

しかし、10分を過ぎると除々にペースを掴みだす。

前半17分には、南部が二列目からディフェンスの背後をとりゴール!かと思われたが、

副審の旗が上がりオフサイド。かなり微妙な判定だった。


後半に入ると立ち上がりからヴェルディペースに。

立て続けにチャンスを作り、19分に右サイドで牧野が倒されフリーキック。

そのフリーキックを小林がゴール前へ、ニアポストへ走り込んだ相馬が頭で合わせ同点に。

しかし、直後の3分後、バスコは同点にされ目が覚めたのか左サイドから攻めに転じ、ゴール中央へクロス。

それが右サイドまで流れ、走り込んできた選手に豪快に決められ再びリードされる。

リードされた後も何度かゴール前でチャンスを作るも得点には至らずタイムアップ。

力及ばず決勝トーナメントで敗退となった。

一つ勝てばベスト4。惜しい試合であった。チャンスもあった。

しかし、内容・結果以上にサッカーの本質の差を感じた試合であった。

その中で、選手たちはよく闘い、日本では体験できない様々な経験を積めたと思う。

日本に帰ってからの彼らの成長に期待したい。

この結果により公式戦は終了、今後は練習試合を行い帰国する予定です。