隠れ家-sepia


絶望に捕われたセピアの閃光。

壊れた未来探しに、目覚めていく慟哭。


悲恋と微妙な鬱ENDが好きな花柳です、今晩和。

その二つが紙一重って感じの物語とか。

何だかんだ自分の妄想にハッピーエンドは少ない…寂しいね。


サイトの方更新しました。MAINに一枚、そのUP画二枚の計三枚で御座います。上の絵の元絵です。ウサギの桃ちゃんとネコの黒君。去年の10月8日に黒猫イメージの黒を描いて、それから何か新たに設定作りたいなぁ…と思っていたのですが、最近になってようやく設定練って妄想繰り広げてました。時の流れは早いもんだからさ、この設定考えたいって思ったのがまさか半年近く前とは…半年放置した妄想って一体どういうこと。ただ、設定を考えようにも、よし考える!って意気込んで出てくるものでもなくてですね。ふとした時にパッと思いつく場合が多いです。私に限らず、こういう人は結構多いと思いますけども。

で、せっかく設定考えたし、絵にしちゃえば良いんじゃねーのかと思い当たり。何かこう、飼い主の目線になって描いてみました。いつもは凄い仲良しだし、一日中じゃれ合ってるんだけど、時々ネコ君がウサギちゃんをいじめて泣かす訳です。最初は軽い意地悪だったんだけどね、ウサギちゃんは泣き虫なので多分ちょっとしたことですぐ泣く。それを見て慌てて焦るネコ君。このフツー過ぎる加減が可愛いんだ…!そして実はネコ君の一方的な片想いっていう設定。ウサギちゃんは飼い主が大好きなんです。多分、ネコ君は典型的な“好きな子程いじめたい”系の子だと良い。最初は泣かせてもツーンとして放置するけど、段々泣き声が酷くなってきて焦り出す。最終的に耳も尻尾も垂らしてゴメンと一言呟けば良いと思うよ。恋する男は不器用なんだよ!はいはいって感じですねスミマセン。

上の絵は元絵を適当に加工しただけのものです。日記書く際に絵とか写メとか無いと何か寂しいな…と思い、だからと言って載せる絵も写メも無かったんで、適当に加工して載せるという。色鉛筆、アクリルガッシュ、水彩画等の加工が好きで、完成した絵ではそんな加工して遊んでたりします。それで雰囲気とか出たら良いしね。色鉛筆加工は容量重くなり易いので滅多にやりませんが、今回はどうせ写メサイズに切り取るし、たまには良いかなと。セピアとかにしたら切なくなってしまった…ある日の思い出みたいな。過去は振り返らない主義です!(←嘘


という訳で、せっかく考えたので設定とかちょろっと語り。

元々黒の設定が若干あったっぽいので、そこから繋げて連想の如く設定を考えていきました。この設定を考えようと思った発端が、上で言っていた10月8日に描いた絵であり。その時は特に何も考えず、とにかく黒が描きたいなー…と思っていただけなのですが。そんで普通に描いたんじゃつまらんので、猫っぽい耳と尻尾も付けてしまえという暴挙に。で、片手に死んだ魚らしき物体を持ち、もう片手にはその絵以前に描いたウサ耳フードのパーカーを着た桃さんの絵から引用。本当に、特に何も考えずに描いたのですがね…うん、何かしら桃さんに関連したものを持たせたいなと思って。そんで、黒の絵を完成させる際に、背景が寂しいので毎度のように適当に文字を連ねようと思いまして。そこに書いた英文が、今回の設定の柱となったもの…かもしれません。ただ、MAINに置いてある絵だと背景バッツリカットしているという失態…すみません、気になる御方は本家サイトの方で御覧下さい。

どんなことが書いてあるかと言いますと、簡潔に和訳します。


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黒猫が不幸を呼ぶとは限らない。


10月8日に現れる黒猫は人々のために歌を歌う。

ある桃色の兎と一緒に歌う。


それは一体どんな歌?

ポップ?ロック?トランス?コア?


いや、全て違う。

それはきっと、誰も知らない歌。


黒い猫と桃色の兎だけが知る、愛の歌。

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…た、多分こんな感じのはず(←超曖昧

思うように翻訳されてくれなくて怯んだ…毎回、英文を翻訳サイトで考える際は、しっかり再翻訳して納得いくように心掛けてるんだけどな…何だ、切羽詰ってたのか自分。でも多分こんな感じだ…当時はこんな感じのを想像していたに違いない。上の文は本当に即席で考えたのですが、考えたら考えたで何かに使えそうだな…と思い。そんで今の今まで放置していたという訳です。

10月8日にちなんで描いた絵なので、やはりその日付に何かしら関連していなければならんよな、と勝手に設定に縛り付けて後悔した。結局、在り来たりな設定になりましたけども。あと、黒猫不幸説は日本より外国に浸透してますよね。検索してみたら、逆に黒猫を見ると幸福が訪れるっていうジンクスの方がピックアップされてて驚きました。黒猫=不吉って、昔の考えなのかなぁ…その辺にはあまり首を突っ込まないでいこうと思います。とにかく設定を作る上で、これは世界を二分しないとちょっと難しそうだなと思い。簡単に言いますと、人間界と動物界的な…うん、多分もっと他に良い名前あるよ。動物パロは確実にファンタジー方面なので、こういう世界があったって良いじゃない。黒は動物界在中、そして桃は人間界で人間に飼われている兎。要はペットってことですけど…うん、ムフフな展開しか思い付かない。それはさて置き、飼い主に迷った結果、結局機種越えしてキラーっていうことに。黄でも良かったんだけど、あいつじゃ雰囲気出せなかったんだ!ひでーな自分。まあ、何個か前の記事で散々キラ黒だのキラ桃だのについて語ってたしな。私からしたら全然おかしくない展開ですわ。あと、この設定を完成させる上で、キラー若しくは他のゼファー面子が欠かせなくなったというのも理由の一つ。補足ですが、キラーの容姿は一応インモラルver.でお願いします。あくまで一般市民設定で。

設定はなかなか説明し辛いな…ほぼ妄想の中で完結してしまったしな。まあ何だ、各々の設定を語るならば…キラーは桃の飼い主。桃は生まれたばかりの頃に捨てられた一匹の兎。で、キラーに拾われる。キラーさんネーミングセンス無さそうなんで適当に名前付けてそうだな…『お前、髪の毛がピンクだから名前は桃ね』みたいな。あと桃も黒も普通の人から見たらただの兎と黒猫。でもキラーから見ると人間っぽい容姿に。まあキラー自身が普通の人間じゃねーしな。このくらいぶっ飛んだ中二設定でもまあ違和感無いだろう。多分キラーと桃は、田舎ではないんだけど大きな森が近くにある場所に住んでる。個人的にはマンションが理想です。ペット禁止マンションなのにこっそり飼ってると尚のこと良いと思います。近所の森は物凄く広く深い感じで…恐らく抜けることは無理。その森の奥に、年に一度だけ開く扉があるとか無いとか。そこが人間界と動物界を繋ぐ道で。本当、何処かで聞いたことありそうな設定だが…もう気にしない。基本、動物界に住む動物達は人間が嫌いだし、人間界にも行こうとはしません。が、黒は人間の歌う歌に興味があり、人間界にお忍びで現れることがあります。それが年に一度の10月8日という訳です。多分、動物界に長的な誰かがいて、その人の許可の下、黒は行動している感じ。でも、動物達は人間界の人にあまり関わってはいけない様子。動物虐待とかいうニュースもあるし、そういう面から。黒も人間は嫌いなんだけど、その反面憧れがあります。故に、人間になりたいとも思っています。桃が元々動物界に住んでいたかは考えていませんが、桃は人間が好き。というか飼い主のキラーが好き。恋でも構いませんが…あくまで黒とは友人止まりなのが理想です。でも黒は桃に片想いだと良いのさ。

動物界にも色々と掟があって、自分の本名を明かしてはいけないというものとか。だから黒は桃に本当の名は教えず、飼い主がいないから名前も無いと適当に誤魔化します。そしたら桃が勝手に黒と命名してくれました。黒は10月8日の夜9時から11時59分までしか人間界にいることが出来ず、その時間が過ぎると二つの世界を繋ぐ扉が閉ざされ、次の年の10月8日の夜9時まで戻ることが出来ません。でも、戻ったら戻ったで、次に人間界に来られるのは同じく次の年の10月8日の夜9時という訳で。簡単に言えば、日付の違う七夕みたいな感じですかね…一年に一度しか会えない的な意味で。黒と桃は一回会ったことがあるんだけど、その時はそのまま別れて一年間の空白があり。そして一年後再会を果たしたんだけど、結局は三時間程度しか一緒にいられません。そこでキラーさんの出番登場で、まあ時の番人的な感じで、時でも止めてくれるかと…ああ、無理ですかそうですか。キラーというより、ルル、リヒト、エクレメス辺りなら出来そうなんだけどな…オロロとキラーは脳筋なイメージしか無いわ。だがしかし、そんなの関係無いって具合に、キラーが黒ともっと一緒にいたいと思う桃のために時間を止めてあげる訳です。この三人以外の人間は、多分そのまま制止してると思う。そして時が止まっている間はずっと夜のままで。でも、勿論ずっと時を止めている訳にもいかないので、あと人間界と動物界に何かしら支障をきたす感じにもなると思うので、多分頑張っても一日くらいしか延長出来ない。つまり10月9日の11時59分にはさすがに帰れよという話。その時が止まっている間にね、黒と桃の友情と愛情の擦れ違いラブストーリーが繰り広げられているとお考え下さい。細かい設定を語ると小説になりかねないので語りませんが。

結末は、そうだな…掟を破った黒に、長から何かしらの罰が与えられる、ということになりそうです。その罰が一体何なんかってのは未定ですけど…少なからず、ハッピーエンドにはならなさそうで自分で自分にガッカリしました。結局こういう設定しか思い付かないんだよなぁ…桃はまた一年後に黒に会えることを楽しみにするんだろうけど、きっと何年経っても黒が自分の前に姿を現すことも無く。結局その黒猫は存在したか否か、という感じになるのだと思います。でも、桃の記憶の中にはずっと存在し続けるのです。


話せばもっと色々と設定もあるのですが、伝わり辛いと思うのでここまで。何か文章になってなくて申し訳御座いませんでした…数分前から頭痛が酷くて、考える能力が衰退しておられます故。許して下さい。

妄想に耽って寝ます。では。