バロック声楽の教室で習ったことのまとめノートです。
<通奏低音について>
・バスを聴きながら歌えるように。
(家で練習するときはバスを弾きながら歌うと良い。
でないと、チェンバロ伴奏のバスラインはロックバンドのベースのように周囲の音と区別しやすくはないので、和音の中にまぎれてしまって、バスをつかめなくなる)
・バスのフレーズがつながっているときは、ブレスをとっても気持ちをつなげていくように。
・バスが調性にない音に移ったら何か意味がある。
歌詞を吟味して、歌のほうも意味のある表現を。
<装飾のはなし>
・当時は長い音符には何か変化をつけるものだった。
何もせずにのばすのはおかしいという習慣で、メッサ・ディ・ヴォーチェしたり、トリル、トレモロなど何かするものだった。
・最後の装飾の前にブレスをとってよい。
・4拍を全音符でのばしている音に装飾をつける場合、単にトリルのみだと間延びする。
もう少し手の込んだ装飾を考える。
ただし装飾を行うのは歌詞を強調するためなので、言葉の意味をより表現できるようなものを行う。