今回の奥田サロンのテーマは「つるまない、群れない、新しい繋がりの形」だった。
しかし、集まったのは、自分を含め「あなた、群れないでしょ」という人もしくは、群れることに息苦しさを感じている人たちばかり。したがって、人の繋がりを重視しつつも、20世紀的な群れ方を好む周りの人たちとどのように対処していったら良いかという内容が多かったように思う。

前半は、奥田さんの講演
サロンで議論されていた用語の定義から
「友達」
相手のことをすべて助ける人。こういう意味ならば「友達はいない」と奥田さんは明言されていた。
「仲間、同士」
何かのテーマにおいて共感、協力できる人。

そもそも、なぜ群れてしまうのか、というと「同じところにとどまっているから」。
群れて楽しくできているうちは良いが、世界がせまくなりがち(道場の会員数を競うなど)。そして、その群れから出ようとすると、足を引っ張られる(=ドリームキラー)。

動くスピードが速ければ、群れないし、嫌な人にも捕まらない。
「この1年で、あなたは仕事以外で何人の人に会いましたか?」という質問をすると、奥田サロンに集まる人たちは「100人以上」と答えるのが普通。他のところでは「100人以上」と答える人が、同じ母数くらいいても「1-2人」。奥田さんはなんと、2000人とのこと。それは幅広い年代の人を対象にした集まりを企画し、参加しているから。人に会うこと、繋がるのは、選択肢を広げる、多様な考えを身につけるため。

多様な人を知ることは、多様なチャンスを得ることに繋がる。
チャンスは、人との繋がりからやってくる「回転寿司理論」
自分の関心・興味を普段から表明しておくと、思わぬ繋がりからチャンスがやってくる。
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後半は、質問コーナー。
群れることが苦手な参加者が、群れとつきあうコツを聞くという質問が主のように感じた。しかし、答える方も群れる心理を理解しつつ、群れない立場から回答するという感じだったのがとても興味深かった。



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