前回の記事


こんばんわ!


ヴェジの違和感シリーズですが、なんとなく、納得できるような内容が発見する度に、"ヴェジの違和感シリーズ"に対して違和感を感じるようになり、今回は取り外しました。


多分、取り外せば、"違和感"に囚われない文章になると思います。


以前、行政に対してのことを書きましたが



今回のテーマは、企業です。



「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」


です!!



まず、彼を知ること。企業というものを探っていきます。




会議


欧米企業と日本の企業の違い



厳密に言えば、違ってきますが、大きく言えば、「起業文化」と「サラリーマン文化」です。


例を上げれば、わかりやすいでしょうか?!



 1.起業社長とサラリーマン社長

 これは、言葉の通りです。起業社長とは多くは創業者です。サラリーマン社長は、順番に出世して、サラ

リーをもらっている社長という意味ではなく、自分で仕事を決めるのではなく、周りの調整で仕事が決まっていくモデルの社長です。自分の報酬が自分で決められません。

 日本にはこのようなサラリーマン社長がかなりいらっしゃると思います。



 2.従業員にも起業家とサラリーマンがいる。

 サラリーマンは、時間そのままの価値。起業家は、質の向上が価値。そこにそれぞれ、報酬を求めます。日本において会社員になると起業家よりサラリーマンのほうが美徳とされているような気がします。

 2足、3足わらじ(本業の仕事以外に収入源を持つこと)は、やりにくいどころか、暗黙に禁止されているところが多いです。

 日本は、公務員は法律により、禁止。大学の教授も禁止されているところが多いです。欧米では大学教授で会社の社長もいます。


 その結果は独立すれば、その差がでます。起業家は、脱サラしてマイナスからでも事業を起こしますがサラリーマンは厳しい場合が多い。この時、サラリーマンに対して、今まで仕事ができたのは会社の看板があったから仕事ができたんだ!"と言われることが多いです。

 

 起業家従業員になるのかサラリーマン従業員になるのかは、従業員時代にどう過ごすかによりますが最初に書きましたように日本では起業家従業員は煙たがられます。

 


3.役員の利害関係者に対する態度

会社に取って一番大事な利害関係者は、出資者(株主)です。起業役員は出資者に対して必ずリターンを返すということを明確に目標として持っているので、その他の決定は、自分の気持ちで即決できます。そのためか、従業員に対しては、かなり冷たいです。(簡単にレイオフできる)

サラリーマン役員は、全方位的にバランスを取ろうとするため、株主だけでなく、従業員、顧客の顔色を伺い、決定事項は、役員会での決定が必要となります。




4.欧米は、法律により、起業家を守るが、日本は法律により、従業員を守る

 欧米の場合、一度、起業に失敗しても救済措置が手厚いため、再起が容易だが、日本では、起業家を守る手厚い法律が無いため、起業に失敗すれば、通常再起不能です。一方、従業員ついて、欧米はレイオフが簡単で、すぐに路頭に迷うことになるが、日本は再就職に対する支援が欧米に比べて手厚いです。




5.欧米と日本の経営学習事情

欧米では、高校生で起業的学習をしているそうです。日本での学生の経営教育は商業高校の店舗運営ぐらい。やらなければ、社会に出るまで、縁が無いです。欧米では学校で習う他、家庭で、小学校から株取引をさせたりして、お金や流通の学習を身で持って行わせています。


他にはディベート学習とかあります。


このような事情のため、



欧米では、自己決定しやすいが、日本では自己決定しにくいと思います。

当然、決済スピードが変わってきます。



このようなことを踏まえて、対企業に対するアプローチを考えなければなりません。



次回は、日本の企業に絞って考えてみたいと思います。


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