前回の記事


こんにちわ!


今日は、昼間に記事を書いています。


多くの人から指摘を受けましたが、私の文体は、昼と夜と違うとのことです。

書いている本人はさっぱり、わかりません。違いがわかりましたら、是非、メッセージ下さいね!!



さて、今日は、万物の霊長についての意味を改めて考えてみます。



かもしか


"万物の霊長"の出典は?


と言えば、


孔子が編纂されたとされる儒教における5つ重要な経典の中の1つ"書経"にあります。


書経

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E7%B5%8C


そこでの意味は、


万物の中で最もすぐれているもの。すなわち人間。人類。



また、ネット上では、この解説として、


人間には知、情、意という心の仕組みがありますが、動物には意のみがないとされています。
餓え、痛み、などの知覚の作用、また、飼い主や住み家を愛したりという情は動物はみな持っています。
しかし、人間としての誠や不誠の判断はないので一切の是非の弁明ができません。
それで万物の霊長と言われる。

が載っていました。




"万物の霊長"を分解してみましょう!!


まず、


"万物"


正直、日常で、"万物"という単語を使いませんね!!



私が、この言葉を知ったのは、キリスト教会でした。つまり、宗教の世界です。



神様がこのすべての世界を作りました。


神様から表現するならば、"被造世界"


作られたものを"被造物"あるいは"万物"と呼んでいました。


動物も植物も万物で、人間も万物です。




あと、宗教だけでなく、物理の世界でも"万物"という言葉が出てきます。



次に"霊長"の"霊"ですが、


幽霊の"霊"でしょうか?



"霊"と言えば、さまざまな理解があり、宗教内外で説明があります。



私は、この肉体と共存している次元の違う体を理解しています。



多分、皆さんと意味を共有できるところでは、「"肉眼"では見えない」ということでしょう。



肉体に対して、「"肉眼"では見えない」といえば



"心"






"精神"



もそうです。




個人的には、"霊"、"心"、"精神"は別物で、使い分けますが、


ここでは、見えないものどうし、どれを使ってもさほど、違いが無いと思います。




で最後に"長"です。


日本語的で考えるならば"リーダー"ですね。




だとすると"万物の霊長"とは


万物すべてにおける心のリーダー それが 人間


となります。




ここで、横道にそれます。


西洋的キリスト教自然観は人間中心と書きました。


自然科学に代表されるように、人間が自然を実効支配するのは、ある意味外的に自然を支配する傾向がありますが、人間が人間を実効支配する場合"精神的支配"もかつて存在しました。


それは、"洗脳"です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E8%84%B3


もともと身体的拘束や拷問などの物理的暴力を通して、思想改造をする方法です。



あと、"マインドコントロール"があります。(近年、"洗脳=マインドコントロール"理解がありますが、これは間違いです。下記、wikipedia参照)


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB


ただ、人間が動物や植物に対して、"洗脳"や"マインドコントロール"が施せるか?


といえば・・・


外的拘束を行うことでなんらかの拘束はできてもコントロールまでは、不可能です。



だから、自然に対する実効支配の検証は、フィジカルのみと考えてもよさそうです。





さて、話を元にもどして



「万物すべてにおける心のリーダー」


の解釈を


人間のおごり


って考えますか???



なので、私は、"万物の霊長"の意味を西洋キリスト教的解釈の、「神から自然を実行支配する権利を与えられた」とされる考え方からくるものだと理解しました。




もとに戻りますが、(すみませんm(_ _)m、行ったり来たりで)


リーダー


は、誰が決めますか?



位置は、大抵、高位者から権限、責任移譲されます。


ただし、高位者が不在も場合あるいは位置が与えられた後、実質、リーダーと認めるのは、リーダーに選ばれた者ではなく、その者の下位者です。


つまり、メンバーが認めなくては、組織として、ミッションは達成されません。


たとえ、神様から権限移譲があったとしても、他の万物、動物や植物から認められなくては、リーダーではないのではないでしょうか?!!



ここまでくれば、ヴェジの言う"万物の霊長"の意味がご理解いただけませんか?!



確かに、神様から"万物の霊長"の位置を与えられたかもしれません。



一般の万物と人間との違いもあり(次回にでも補足ということで書きます)、能力としては可能です。



ただ、重要なのは、リーダーとしての成長の時間が必要で、最終的に"万物の霊長"になるには、多くの万物達の承認が必要と考えます。



そして、このリーダーは、心のリーダーです。



で、この"心のリーダー"は何を意味するかといえば、"愛のリーダー"です。


"力"で、実効支配するのではなく、"愛"で実効支配するのです。



"愛"は自己犠牲を伴います。特に自分自身が差し置いてでも、周りのことを考えないといけない時もあります。



ヴィーガンになって初めて"万物の霊長"の意味を理解すると同時に、この言葉が怖くなりました。

本当になれるのか?と。



皆さんはどうお考えになりますか?


ただいま、下記のランキングに参加しております。応援クリックよろしくお願いします。<(_ _)>
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ヴィーガンへ
にほんブログ村

ヴィーガン ブログランキングへ