「筏下り」と「山登り」 | ベンチャー企業の元役員のアメブロ

ベンチャー企業の元役員のアメブロ

渋谷のベンチャー企業の子会社2社の役員をしていました。

当社は今日がいよいよ最終営業日です。

年末ということで先週末いろいろと振り返りをしていたのですが、2010年10月17日に2019年までの10年の計画を立てたのですが、この2年はほぼ実現しており、やはり目標は明確化した方が良いと改めて実感しました。

3年ほど前から「先10年計画の年次計画」と「先1年の月次計画」立てており半年毎に更新しています。ちょうど6回更新してきました。

この2年での大目標が1つあり、中目標は7つ、小目標は20つ。
経営やビジネス目標から趣味や健康、家族目標などなどです。

#3年前から更新していますが、この2年と言っているのはCAグループの役員交代のタイミングで戦略や方向性が大きめに変更するためです。2年前に私の直属の上司が本体の役員に上がることにより私自身の身の振りや状況も変わりました。今回も直属の上司が本体の役員にかわりそれなりに身の振りなども変わっています。


ちなみに、小目標は状況次第で優先度を途中で変えたり、絞ったり、追加したりしています。
大目標はここにきて軌道修正が入りそうです。

人生設計や目標設計でたまに聞く話ですが、「筏下り」と「山登り」のタイプがあると。

「筏下り」というのは、不確実な状況の中で、偶然の出会いやチャンスを糧にしよう。激流を下りながら常に前を向いているイメージで行動しようということ。

「山登り」とはひとつの山を選んでその頂を目指すこと。同時にふたつの山は登れないので、この決断にはリスクを伴います。しかし、リスクを恐れて決断を先送りし続けると成長が止まってしまうというジレンマが。そして、一度決めたら腹をくくってプロフェッショナルへの道を登りきらなければならない。

どちらが良いというのはないと思いますし、この2タイプに捉われるものでもないと思います。

いろいろな人と話していると、山登りタイプもいれば筏下りタイプもいます。
経営者でもタイプは様々だと思いますし、歴史上の人物などでも様々だったりします。
それぞれ素敵な人生だと思います。

ちなみに私はこの3年ほどは「山登り」タイプでした。
その前までは「筏下り」でした。(短期的には「山登り」でしたが)

私はけっして強いタイプの人間ではないので、自分が迷子にならぬよう先々の道筋やイメージをそれとなく描きながら、日々の変化を楽しみたいと思ってます。なので3年前に「山登り」にしてみました。

この年末年始で7回目の更新である「先10年計画の年次計画」と「先1年の月次計画」を書き出してみようと思います。

2年前に書いた「先10年計画の年次計画」↓(内容はお恥ずかしながらぼやけた感じになっています 汗)
$CyberZで働く取締役のアメブロ-山登り 筏下り

この裏側に「先1年の月次計画」が書いてあります。

毎朝手帳に挟んであるこの計画を眺めてから1日を初めます。

当面は「山登り」で腹を括って道を上り続け、とはいえ偶然の出会いやチャンスを糧にする「筏下り」も大事にしながらまた進んでいきたいと思います。

今年も最終営業日頑張っていきましょー!