土の状態に合った方法で土づくり『水はけが悪い時』粘土質の場合。 | 化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

2013年7月から近所の耕作放棄地を再生して、農薬や化学肥料は使わない『炭素循環農法』で野菜をつくりはじめました。畑の様子や、無人販売の様子、野菜の作り方などを情報発信して行きます。



べじまにあです。

粘土質の土は雨が降るとグチャグチャ。

乾燥するとガチガチ。

「とてもいい野菜なんてできない!」
と思う方も多いですね。

私も粘土質の畑で家庭菜園を始めたので
粘土質の人の苦労は良くわかります。

クワで土を耕してもゴロゴロした
土になるし、そのゴロゴロを潰すと
べっとっとなる。

こんなじょうたいからいい土になるのか?
と不安になりますよね。

でも大丈夫です。

いい土にする方法があります。

今から話す方法は、

かんたん、
手っ取り早い、
誰にでもできる、

3拍子揃った方法です。

でははじめます。

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1)川砂を混ぜましょう!
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川砂はホームセンターで売っています。

もしなければパーライトでも構いません。

1メートル四方あたり約5リットル
でいいです。

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2)完熟堆肥と腐葉土を混ぜましょう!
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1メートル四方あたり3キロくらい
混ぜます。

「完熟」の堆肥と腐葉土でないと土のなかで
強く発酵して野菜つくりに失敗する
場合があるので、そこだけは注意して下さい。

粒が大きい川砂やパーライトを粘土質の土に
混ぜることで土にすき間ができます。

堆肥や腐葉土の有機質もクッション材
のような役割をしてくれます。

これで粘土質の土が改良されて
野菜が元気に育つ土ができます。

そして最後の締めです、

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3)高めの畝をつくります
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畝の高さは20cmから30cmで
いいです。

これで根腐れなどの病気を防ぎます。



以上です。

次は水はけがちょうど良いときの
土つくりについて話しでもしますね。

今日も最後までおつき合い下さり、
ありがとうございました。

では、また!

べじまにあ。