たびたび登場しております。
ご近所に住む
wacameさん
が誘ってくれ、
お昼にイソイソとおじゃましました。
「地味なごはんでごめんね~」 とwacameさん。
いえいえ、とんでもない!!
みなさんにも食べて欲しいくらい、どれもこれも美味しいのです。
聞くと、おにぎりも自家製の梅干しが入っていたり、お米もこだわり農家さんのものだったり
使っている塩に至るまで素材がとーっても贅沢。
切り干し煮もほんのり甘くて、やさしい。
サラダのような軽やかさのある煮物でした。
パクチーとくるみの入ったコールスローサラダです。
wacameさんのブログにもレシピが
紹介
されていたのですが、
ドレッシングはヨーグルトだけなのに驚きました。
丸いのがファラフェル、奥は車麩の唐揚げ。
手がこんでますよね
ファラフェルというのは、ひよこ豆を煮て潰してスパイスで味付けをした
中東のお料理なのですが、外はカリッと中はほくほくです。
車麩の唐揚げも香味野菜の味がついていて、ごはんに合う味つけでした。
黒キャベツのオイル蒸しも甘くて、ギュッと凝縮された旨味があります。
お味噌汁も、絶品でした。
板麩と海苔の入ったお味噌汁なのですが
出汁がしっかりしていて、いい香り~
ガトーショコラは粉が入っていないレシピだそうで、
しっとりとしているのに固すぎず、ほわっとした口溶け。
フレッシュなハーブティにぴったりでした。
さすがwacameさん
「美味しい」だけじゃなく、染み渡るようなお招きごはん。
食について、普段のことについて3人でいっぱい話して
楽しい時間を過ごさせていただきました!
そして、考えるところも。
先週、他の友だちの家でA宅配のチラシを見て、
そのあと他のB生協の勧誘が来てチラシをいただきました。
チラシでは入っているものが分からないので
多分宅配は利用しないないなあ・・・といつもお断りしていたのですが、
これも何かの機会だなと思い、各社調べてみました。
調べてみると、すごくたくさんの生協のような宅配業者があって
それは家事の時間の短縮を目的としたものが多く、
忙しいお母さんが増えていることを示唆していました。
わたしも子育て・仕事・家事、どれも「忙しい」を口癖に、
向き合わず、楽しめずに過ごしていました。
料理の時間、家族との時間、いまの生き方を考える時間、
からだのことに気を配る時間、掃除の時間・・・そんなあたりまえのことに
時間をつかうのはもったいないと思っていたからです。
でも、ここ数年「あたりまえのことの積み重ね」 ってすごいなと実感しています。
生きるための目に見えない強いベースを作ってくれます。
安心や幸せが日常の小さなことにでも感じられたり、
今の自分がどれだけ与えられていることに気づけたり。
本人に伝えると謙遜されますが・・・wacameさんのお料理は
こころがこもっていて、とても繊細なんです。
きっと、wacameさんにとってあたりまえになっているような、
何かこころの奥底にあるいいものが溶け出ているんだろうなと思います。
わたしも日常にあることや、こころの動くもの、
ひとつひとつに意識を向けていけたらいいなと
再確認したランチ会でした。