野菜びより
2017年2月13日に韓国から訪れた女子大生の皆さんと行った
料理教室&6次産業化交流会の様子です。



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埼玉県の深谷ネギのお話

埼玉県深谷市は、その名のとおり深谷ネギの産地です。
私も2019年2月に、ほかの野菜ソムリエ仲間と一緒に産地見学に行きました。


私も収穫体験!
こちらは生産者の澁澤さんです

畑では土が付いていますが、スーパーでは皮を剥かれて売られています。

先日我が家に届いた澁澤さんの深谷ネギ。太い!

さっそく、緑の部分で卵とじうどんにしました。

こちらは鍋。
ネギが主役です。佐呂間産のカキと揚げとつみれとナガイモとレモンで。

こちらは白髪ねぎとレモンイワシ缶だけの簡単和え物。缶汁はドレッシングになります。

こちらは先程作ったネギマリネ。こんなに太いネギで作ったのは初めてです。
今回はレモンも加えました。
簡単レシピをお知らせしますね。
<材料>
長ネギ  3本
EXバージンオリーブオイル  大さじ4
グレープシードオイル  大さじ4
酢  大さじ1
レモン汁  大さじ2
塩  小さじ1.5
粗挽き黒コショウ  適宜
<作り方>
①ネギはぶつ切りにして、熱が通りやすいようにフォークで適宜刺しておく。
②オリーブオイルを熱したフライパンにネギを並べ、時々ひっくり返して焼く。弱火にして蓋をすると焦げないですよ。
③焼けたものから合わせた調味料に浸す。1時間後くらいから食べられます。
※調味液は2、3回使えます。

こちらはサクラマスのネギ焼き。みじん切りネギは中のヌルヌルの液のおかげでマヨネーズが少量でもまとまります。写真はマスとソースの間に溶けるチーズを入れてコクを出しています。
こちらも簡単な上に見た目がオシャレなので、是非お試しあれ。

12日は深谷ネギをテーマ野菜にしたワイン会があります。また新しいネギ料理に挑戦しようかと。

長いニンジンに出逢いました!

びっくり⁉️
長い長いニンジンに出逢いました。

「道の駅サラブレッド新冠」で見つけた長ニンジン。お店の人は「これでも短い方だよ」という。これで短い❓
嘘でしょ!


おうちに帰ってから綺麗に洗い、購入した3本のうちで一番長いものを測ったら43.5cmもありました。

誰がどのように育てているんだろう。

気になってしまい、連休明けの3月23日朝、袋に書いてあった小さな電話番号に連絡してみました。「見学させてほしい」

北海道は5月にタネをまき、収穫は11月。だからニンジンは昨年11月に収穫済みのものを、湿度や温度管理した倉庫で土をつけたまま保存したものを順に出荷しています。

馬産地で有名な新冠町の藤田牧場農園の藤田さんは73才。
父親の代は馬も育てていましたが、藤田さんが43才の頃から、地域で野菜の栽培が始まり、藤田さんもナガイモとゴボウの栽培をスタート。

ナガイモやゴボウに適した土壌は排水がよく、地層が深く石がない。合っていたんですね。
トレンチャーという専用の溝を作って土を深く掘る機械で畑作り。
馬の堆肥もとてもすばらしく、藤田さんのゴボウは太くて長くてみずみずしい。
今栽培しているナガイモは「佐藤政行種苗」の「ねばり芋」。ナガイモと山芋をかけ合わせた、長さ50〜60cmにもなるねばりの強いナガイモ。どちらも大人気です。
「ナガイモやゴボウがうまく作れるなら」と始めたのが長いニンジン。
「昔のニンジンはみんな長かったよ」と。
彼が使っているタネは固定種の「国分鮮紅大長」。群馬県の伝統野菜らしい。

お土産にいただいたゴボウとニンジン。
ゴボウは92cm、ニンジンは71cmもありました。

長さを生かした料理は?
ピーラーでスライスし、ちょっと茹でてー
あとはパスタのカルボナーラを作る要領でささっと!
ニンジンのカルボナーラの完成です🥕

「ニンジンね、馬も食べるけど、子馬の時に食べさせないと大きくなってからは食べない馬が多いんだ」。へー。人間と同じだわ。
「それに比べてゴボウはよく食べる。なんだろうねー」。おもしろい話。体が求める成分があるのかなぁ。

長さを生かしたゴボウ料理。何があるかなぁ?

柑橘食べ比べ 甘酸っぱい美味しさ

先日、柑橘の食べ比べ講座を開催しました。
柑橘も早稲〜中稲〜晩稲といろいろあります。世界には900種くらいあり、3000万年くらい前に、インドやタイなどに発祥したと言われています。
栽培は中国で4000年くらい前からとも。
日本には1200年くらいに、橘が中国から入っているらしい。そして、400年くらい前に突然変異でミカン(温州ミカン)ができたと言われています。
古い果物ですね。12種と橙をご用意しました。
柑橘には糖度と酸度がありますが、糖度が高くても酸度の高低によっても甘さの感じ方が違いますね。



この日はキンカンとポンカンが糖度15度で一番高かったのですが、キンカンは独自の風味、ポンカンはコクがありますね。
愛媛のはれひめは14.5度。一番人気。
沖縄産のタンカンは13度でしたが、見た目のギャップのせいか、こちらも人気でした。


翌日はそば粉のパンケーキに、ポンカンとキウイフルーツとヨーグルトをトッピング。オレンジ色は元気がもらえるなぁ。

ほかに、こんな料理も。
これはよく作るハクサイの塩昆布和えに、キンカンをプラス。

こちらの柑橘は日向夏と言います。宮崎県の特産柑橘。江戸時代末期に偶発実生として発見されました。発見当初は食べにくかったのですが、品種改良を重ねることで現在のように食べやすい味へと変化しました。

食べる際には、リンゴをむくように、黄色い皮の部分を薄くむきます。白い部分も苦くなくて美味しいんです。
皮でマーマレードも作れます。

私は皮をサラダに加えたり。
写真は、ダイコンの皮と一緒にきんぴらに。白ワインに合いますよ。

そして、また次の日は日向夏やはれひめ、キウイフルーツ、沖縄のカニステルというフルーツとのバナナパンケーキ。ビタミンいっぱいのパンケーキになりました。
柑橘ビタミンCがたっぷり🧡
他にも葉酸やカリウム、食物繊維など栄養満点。
まだまだ晩稲の柑橘が出てくるので、楽しみです。
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