ベガルタ仙台・市民後援会☆県北支部☆

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【VKの眼力2015☆Vol.1】第2節 柏レイソル1-1ベガルタ仙台

アウェイの「堅守堅攻」の戦い方としては素晴らしかったと思います。
金園選手の走行距離が13キロを超え、前線からのファーストディフェンスが効いていました。
長短のパスで剥がしにかかる柏の攻撃にも全員で粘り強く守っていました。
受けに回っている場面が多かったですが、以前に比べてある種の痛々しさが感じられないと印象があります。
各選手間の距離、ボールを奪おうとする位置の共通認識、奪ってからのプレー判断の速さ、選択の確実性等の向上があったと考えます。
監督からすれば、なかなか選手が揃わなかったり退場者などで、満足なゲームプラン遂行とはいきませんが、柏がディフェンスラインからビルドアップする際にショートパスを多用している時は、仙台が攻めた後は前線の選手は戻らずファーストディフェンダーとしてボールホルダーをチェイスし柏の攻撃の精度を下げていました。
今季から導入のコーナーキック時のゾーンディフェンスも上手くいっています。
難しい事をしている訳ではありませんが、誰一人サボることはできません。
そして誰一人サボってはいません。
ACLに出場している強豪相手に素晴らしいゲームを遂行していました。
・・・なだけに、あのポロリは残念でした(>_<)
手から滑り落ちたボールと共に勝ち点2もこぼれ落ちてしまいました。
ハモン選手も、前節の野沢選手と同様に1枚カードを貰ってるにも関わらず軽率なプレーでした。
が、これだけのミスがありながら2試合で勝ち点4を獲得していることを前向きに捉えて次も頑張って欲しいと思いました。
山形戦だけではわからなかった今季の仙台の良さを見せて貰いました。
まだまだ伸びしろがありそうです。
楽しみです。

【やります!】2015前期・街ベガ #vegalta

本日、ソシオクラブ先行予約販売がスタートしました!!
開幕戦、山形とのダービーは聖地ユアスタを黄金色に染め、応援で圧倒しましょう!!
そして絶対に勝ちましょう!!

21日に「前期・街ベガ」をやります。

集合日時:2月21日(土) 10時30分~

集合場所:大崎市役所駐車場

配布区域:七日町~古川駅前

古川中心商店街にポスターとポケットスケジュールを配ります。
ご都合が合えば是非ご参加ください。

配布に参加はできなくとも、個人的にポスター掲示をお願いできるお店(上記配布区域以外もOK!)をご存知の方は、ご紹介いただくか当日ポスター等の受領だけでも歓迎です。

よろしくお願いします。

【VKの眼力☆Vol.18】第26節 川崎フロンターレ1―1ベガルタ仙台

あと僅かで勝ち点3がするりと滑り落ちてしまいました。

やはり中村憲剛からでした。
悔しい。
本当に悔しいです。

でも、ウイルソンのゴール本当に嬉しかった。

今日は細かいことは書きません。

ただ一つ。

「ベガルタはまだやれる」

【VKの眼力☆Vol.17】第23節 アルビレックス新潟1―0ベガルタ仙台

得点の取れない新潟と失点が止まらない仙台。

膠着した前半と、豪雨の影響もあり蹴りあいとなった後半と対照的な前後半でしたが、このような試合で決めたのはやはりセットプレーでした。

仙台はこの試合システムを従来の4―4―2から4―3―3に変更してきました。
GK関、DF菅井・鎌田・上本・石川、MF富田・武井・梁、FW太田・赤嶺・武藤。
富田選手をCBの前にアンカーとして配し、武井選手・梁選手を前目に置き相手のボランチのケアをしつつ、前線に出ていく配置をしてきました。
新潟はこの試合4―4―2。
GK守田、DF松原・舞行龍ジェームス・大井・大野、MF山本・小林・レオシルバ・田中、FW指宿・成岡。

注目していたのは武藤選手対松原選手、上本選手対指宿選手のマッチアップでした。
仙台で攻撃にアクセントを加えている武藤選手に対して、アギーレジャパンに選出された新進気鋭のSBの松原選手。
前半数回対峙する場面がありましたが、松原選手がスピードで武藤選手の切り返しを止めていました。
後半、各選手の距離が開いてきた辺りでガチガチのマッチアップを期待してましたが、あの豪雨ではままなりません。
上本選手対指宿選手は90分、空中戦・地上戦ともにやりあってる姿は見ものでした。
上本選手は指宿選手と15センチの身長差があるのでまともにやりあっては分が悪いので、身体を当てバランスを崩させたり、持ち前のスピードで前に入り指宿選手にパスが入る前にクリアしていました。
指宿選手も懐が深い為、一旦入ったボールは失わず、味方の上がりを待つポストプレーや柔らかいボールコントロールでシュートに持ち込む技術はやはりスケールの大きさを感じます。
ただ、どちらかというと仙台はムービングタイプのFWが苦手な為、あまりポジションを変えない指宿選手はやりやすかった部分はあるようでした。
そういった点では試合開始早々にアクシデントで交代した成岡選手に代わって出場した田中達也選手こそ仙台にとっては危険なストライカーでしたが、この日は試合経過と共に危険さは消えていきました。
新潟はワンボランチの富田選手の付近を攻略し、サイドに展開しFW2枚、サイドハーフ2枚、ボランチ1枚の5枚にSBを組み合わせた分厚い攻撃を展開するのが理想でしたが、もともとポジショニングの上手い仙台のセンターハーフ2枚が富田選手のサイドのエリアを上手くカバーしていました。
その代わり前に出ていく力が弱く前線3枚との連係とペナルティエリアへの侵入が遅れ、赤嶺選手が孤立しがちになっていたのは残念でした。
ただ、このシステムは高いラインを敷く仙台には向いてると感じました。
仙台のSBはスピードタイプのクロッサーでは無い為、クロスを上げるのは太田選手や武藤選手などサイドの前目の選手が多い為、ペナルティエリアに進出するセンターハーフが必要になります。
ラインを高く、コンパクトに布陣し、ボールを奪ったらサイドへ。
センターハーフはその間に前進しFWと共に得点を狙う。
ラインを高く設定している為、SBの1枚は「新たな矢」となり、ゴールを狙う、又は相手チームのマークに混乱を起こさせる。
コンパクトな4―3―3でのショートカウンターから手数をかけずゴールに向かうパターンが現在の仙台には合っているのではないでしょうか。

試合が動いたレオシルバ選手のFKは見事でした。
あのコンディションの中、あの位置に、あのスピードで蹴られたらGKは厳しいと思います。 プレー自体もピッチを広範囲にカバーし、あの豪雨の中でもほぼ正確にプレーでき、球の走らない重いピッチでもいち早くセカンドボールに寄せる察知能力と馬力は新潟の宝でしょう。
シルビーニョにジョニウソンを足したようなこのボランチを攻略するのは至難の業です。

また、試合後監督会見でも話していましたが、交代に関して少し遅い印象があります。
対処療法的な交代が多く見受けられます。
今日の試合だと、失点してからオフェンシブな選手を投入していました。
後半は豪雨により、ボールを繋ぐという展開は望めず、ピッチは重く、スタミナ的にかなり厳しい選手も見受けられました。スピードやドリブルに特長のある選手よりも、フィジカルやボールコントロールに長けた選手が必要になります。
ノーチャンスの試合ではなかったので、例えアウェイでも「仕掛ける交代」を選択して欲しかったです。
渡辺選手をFWでの起用は状況を見ての良い判断だったと思いますが、早めに上げるハイボールに空中戦で勝ち、それを拾う選手が必要です。
ビハインドの状況であれば、渡辺選手に競らせ、赤嶺選手と柳沢選手に拾わせるというスクランブルもあるのではないでしょうか。
渡辺選手、鈴木選手が競り勝っても拾う選手がいなかったのが残念でした。
二枚競らせたいのであれば、渡辺選手と鎌田選手か石川選手で競らせ、上本選手・富田選手で最終をカバーする方法があります。
パワープレーを仕掛けるのであれば「上げる→競る→拾う→蹴る」をやりきらないと相手のゴールを抉じ開けるのは難しいのではないでしょうか。

この試合、積極的なディフェンスも出来ており、新しいシステムでも破綻しない連動がありました。
上本選手の復帰後、高いラインは保てています。
次節はウイルソン選手も帰ってきます。
仙台の高性能ストライカーにストライカーの仕事をさせる攻撃を期待してます。

負けは悔しいですが、仙台のサッカーはまだ進化するはずです。
厳しい相手が続きますが、まだまだこれからこれから。

【やります!】2014後期・街ベガ #vegalta

次節ホームは勝ちましょう!!
勝ちゲームの翌日31日に「後期・街ベガ」をやります。

集合日時:8月31日 10時

集合場所:大崎市役所南側駐車場

配布区域:七日町~古川駅前

古川中心商店街にポスターとポケットスケジュールを配ります。
ご都合が合えば是非ご参加ください。

配布に参加はできなくとも、個人的にポスター掲示をお願いできるお店をご存知の方は、ご紹介いただくか当日ポスター等の受領だけでも、歓迎です。

よろしくお願いします。

【VKの眼力☆Vol.16】第21節 A ヴィッセル神戸2―1ベガルタ仙台

後半戦い方を変えた神戸が仙台のハイラインを掻い潜り勝利した試合でした。

仙台は前節と同じく、GK関、DF菅井・鎌田・上本・石川、MF角田・富田・リャン・太田・野沢、FW武藤の4―2―3―1
神戸はGK山本、DF大屋・河本・増川・橋本、MFチョンウヨン・シンプリシオ・ペドロジュニオール・枝村・森岡、FWマルキーニョスの4―2―3―1

マルキーニョス選手、ペドロジュニオール選手を中心に攻める神戸は、スルーパス成功率1位の森岡選手のパスで仙台の中央を崩しにかかりましたが、元々角田選手・富田選手の第一守備防衛ラインがボールホルダーへの寄せが早いのと、上本選手が復帰してから数メートル上げた最終ラインにより、鎌田選手・上本選手の第二防衛ラインは仙台のボランチのすぐ後ろに位置し挟み込み上手くディフェンスできていました。
また、仙台はマルキーニョス選手、ペドロジュニオール選手を封じる為に石川選手を若干中央に絞らせ、3CBの形を作りペナルティエリアへの侵入を防いでいました。

前節勝利に貢献した野沢選手については、神戸も以前在籍していた選手なので、野沢選手の恐さをよく知っているのか橋本選手をはじめマークを厳しくしてた為になかなか良いパフォーマンスが出せませんでしたが、それでもCKから鎌田選手へのアシストをするのは野沢選手の能力の高さを感じます。

仙台の得点の鎌田選手のゴールは素晴らしかったです。
相手をきっちりブロックした上でニアを切ろうとした山本選手の動きを見て、首を捻ってファーに決めたヘディングは見事でした。

鎌田選手のゴールによりリードされた神戸は、後半から中央を使う為にサイドを攻略してきました。
前半からペドロジュニオール選手は仙台の左サイドを押し込んでいたので大屋選手はある程度上がっていましたが、後半は橋本選手も上がり始め、枝村選手と仙台の右サイドにも手を伸ばしてきました。

仙台はラインを上げているので、コンパクトな局地戦を仕掛けたいのですが、神戸がサイドを使い始めた為に、選手間の距離が開いてきました。

前半、トップ下の森岡選手は仙台のボランチに圧力をかけられなかなか良いパフォーマンスが出せませんでしたが、後半は少し位置を下げて仙台のボランチが届きにくい位置からスルーパスを出してきました。
同点のゴールはペドロジュニオール選手との息も合っており見事なライン破りでした。

仙台にとっては残念な失点ですが、ハイライン・コンパクトディフェンスは生命線なので、いたしかたないでしょう。
これを止めたり、ここで退くわけにはいきません。
ただ、もうちょっと丁寧にライン構成をして欲しかったとこです。
ひとつ残念だったのは、最後に投入されたハモンロペス選手が消極的なプレーに終始していた事です。三人目の交代で残り時間も少ない中、ビハインドで投入された「ジョーカー」は得点に向けて、ピッチ上の22人中最もパワーを出さなければなりません。
味方は当然、フレッシュな選手にボールを集めてチャンスメイクを期待しますが、サイドに開いてのクロスやカットインもほとんど見られず、味方への横パスを繰り返していたのは残念でした。

ただ、良い意味ではまだポテンシャルの全てを出している訳ではないので次回の起用の時を楽しみにしています。

現在、私たちに植え付けられている「堅守仙台」というイメージは幻想となっています。
ですが、野沢選手の加入により武藤選手の動きが良くなり、得点への期待はできます。

前節も課題だったゲームマネジメントをしっかりする事が大事だと思います。

「攻める・守る」のスイッチをゲームの流れの中でチームで共有し、相手のストロングポイントを消していく仙台のサッカーが戻ってくれば、自ずと浮上していくのではないでしょうか。
横浜には、そんな仙台を見せて欲しいです。

【VKの眼力☆Vol.15】第20節 ベガルタ仙台3―2清水エスパルス

ついに仙台が難攻不落の牙城を崩しました。
2010年にJ1復帰後リーグ戦「初勝利」しました。

そして上本大海がスタメンに戻ってきました。
2012年11月以来のスタメン。
上本選手の復帰と共に仙台に「ハイライン」が帰ってきました。
2012年仙台が躍進した当時、代名詞ともいえる積極的守備を行う為に、最終ラインを高く保つハイラインは俊足であり、思い切りの良い上本選手あっての戦術でした。
ラインが高く、各選手の距離が近く複数の選手で取り囲みボールを奪う。
分厚いチャレンジ&カバーにより、面白いようにボールを奪い素早い攻撃に繋げる。
反面、最終ラインの背後には広大なスペースが広がり、すぐに相手の決定機繋がります。
このスリルが帰ってきました(笑)
このハイラインが清水に効きました。
仙台はGK関、DF菅井・鎌田・上本・石川、MF角田・富田・太田・リャン・野沢、FW武藤。
怪我人が多く出ているチーム事情から武藤選手を1トップに置き、野沢選手をトップ下に4-2-3-1。
対する清水も4-2-3-1。
GK櫛引、DF吉田・平岡・杉山・イ、MF本田・六平・高木・大前・河井、FWノヴァコヴィッチ。

ゴトビ監督から大榎監督に代わり、どのようなサッカーをするのかと思ってましたが、途中での交代という事もあり、大きな変化は見受けられませんでした。
仙台が清水にやられるパターンはワイドに開いた高木・大前選手が仙台のSBの選手と意図的にマッチアップし、突破を試み、突破すると真ん中で決定力の高いノヴァコヴィッチ選手が決めるというパターンでした。

ですが、この試合ラインを上げ、選手間の距離を縮めた仙台はボールの供給源(主に河井選手・六平選手・本田選手)に積極的守備アプローチをかけ、サイドへのパスを遮断しました。

また、センターサークル付近でのボール奪取が多くなった仙台は、動き出しの良い武藤選手が相手のラインの背後に目掛けて繰り返しライン突破を試みていました。
結果、2得点で勝利に貢献しました。

武藤選手の活躍の要因には2つ挙げられます。
ひとつめはワントップだったことです。
武藤選手のプレーで多いのが周りのタイミングに合わないケースが多いのですが、今日の試合はワントップという事で、周りの味方が武藤選手を見ていました。
そして二つ目は野沢選手です。このベテランの技術と視野の広さにはさすがでした。
守備の軽さは多少ありますが、それを補ってあまりある攻撃への貢献です。
ゴール前フリーキックでリーグ有数のキッカーが二人並ぶ姿にワクワクしました。

ウイルソン選手、赤嶺選手、柳沢選手と共にアタッカー陣の組み合わせは今後も楽しみです。
また、課題として挙げなければならないのはゲームマネジメントについてです。
苦手清水とはいえ、前半の2点のリードを追い付かれ、あわや逆転されそうななったのは今後の課題です。
後半頭から清水は村田選手を投入し、仙台のラインの背後を脅かしてきました。
同時に、ノヴァコヴィッチ選手にボールを集めてきました。
上本選手は勝利に貢献しつつ、2失点にも関与しているので、特にマーカーへの腕の使い方は気をつけて欲しいです。
清水のPK獲得の際はボールが入る前だったのでカードが出ませんでしたが、あそこでカード貰えば2枚目となりゲームプランニングを大きく変更を余儀なくされるとこでした。

ただ、角田選手に加え上本選手というハードなプレーとコーチングが特長の選手が二人ピッチにいたので、仙台のディフェンスがいつも以上にアグレッシブでした。

最後にジャッジについて。
カードの多さ云々より、両チーム選手が首を傾げながらプレーしている事に疑問を感じます。 確かに荒れ気味のプレーは両チームとも見受けられましたが、カードでゲームをコントロールするのは難しいのではないでしょうか。

まぁ、ノヴァコビッチ選手と上本選手のマッチアップでは致し方無いかもしれませんが(笑)

ハードな守備と新たな攻撃の武器を手にした仙台に上昇の道が開けました。

スタメン平均年齢29才の、サッカーでいえば「おじさん軍団」が平均年齢25才を相手に老獪さではなくがむしゃらさで勝ったところに今後の期待を感じさせます。

今後の巻き返しに期待してます。

【参加者募集】史上初!ベガルタ ラッピングバスで行くアウェイバスツア~

7月4日現在、空席が2つございます。 
皆様の参加をお待ちしています。


(この記事は、6月7日19:20にアップしました。募集締め切りまで、投稿日時を随時変更させていただきます)
(6月9日:泉中央発着時刻を追記しました)
(6月12日:ベガルタバス画像を追記しました)
(7月5日:ご
希望の方には、ビジター自由席を代理購入可能となったことを追記しました)


この度、(株)ベガルタ仙台様及び仙台中央タクシー様、仙台セントラルバス様のご協力により、皆様に喜んでいただける企画を致しました。
皆様の「参加」とご協力をお願いします。

選手送迎等でお馴染みのあのバスです!
 
ベガルタバス

ラッピングバスで行く観戦ツアーは前例なし。本邦初!?の企画です!!

内容(概要):
変更する場合がありますこと、あらかじめご了承下さい。 

1) 対象試合:
第19節 VS甲府

2)日程(運行会社との調整による変更あるかも): 
8月9日早朝7時ころ「大崎市県合同庁舎」付近出発
8:00泉中央経由
16時ころ「山梨中銀スタジアム」到着
18時30分 キックオフ
20時30分ころ 会心の勝利(凱歌オーラ唱和)
21時ころ 「山梨中銀スタジアム」出発
10日早朝6:00泉中央経由
7:00ころ「大崎市県合同庁舎」付近到着
(10日、選手送迎用務のためこの時刻です)

3)料金 :
1席¥12,000-(税込)
お支払いは前金。
後日、参加確定者へ支払方法とキャンセルについて連絡します。
観戦チケットは各自ご用意ください。
※希望者の方には、ビジター自由席(大人2,100円、小中高700円)を代理購入可能となりました。
レアなお土産付きの予定。

4)募集(最少催行人員) :38名

5)参加資格 :
市民後援会員(当日まで入会も可)
希望多数の場合は先着順を基本とします。

6)申込み&お問い合わせ
・ kinemousu(小文字でアットマーク)way.ocn.ne.jp

詳細は検討中です。
よろしくお願いいたします。

【VKの眼力☆Vol.14】第15節 柏レイソル0―0ベガルタ仙台

悪天候でキックオフが一時間遅れて始まった試合は柏の猛攻をしのいだ仙台がアウェイで勝ち点1を得た試合となりました。
ワールドカップによる中断からの再開初戦、各チーム選手構成に変化がありました。
この試合仙台はGK関、DF右から菅井・鎌田・角田・石川。MF富田・武井のボランチ、太田・八反田のサイドハーフ。 FWは赤嶺・柳沢のツートップ。 従来の4-4-2。 ウイルソン選手は怪我、梁選手はコンディション不良、新外国人選手ハモンロペス選手は登録が間に合わずそれぞれ欠場となりました。
柏はGK菅野、DF右から鈴木・増島・渡部。MFハンクギョン・大谷・茨田・キムチャンス・橋本。田中の抜けたFWは工藤・レアンドロのツートップでした。 柏はこの試合3バックを敷き、アンカーにハンクギョン選手を置いてきました。 守備範囲の広いハンクギョン選手がバイタルエリアをカバーすることで大谷選手・茨田選手を攻撃に比重を置かせるような形でした。 従来サイドバックとして起用されてきた橋本選手・キムチャンス選手はウイングバックのような形で以前より前に位置し攻撃に厚みを加えていました。

ピッチの至るところで水しぶきがあがるようなコンディションでの試合は柏が優勢に試合を進めます。 このような重馬場での試合はボールの蹴りあいになることが多く、地上戦より空中戦がおおくなりがちですが、柏はピッチをワイドに使い仙台ゴールを脅かします。
仙台も柏が3バックを敷いている為、柏のサイドから攻略しようと幾度となく太田選手が右サイドからクロスを上げていました。 確かに柏の左ストッパーの渡部選手の横と左ウイングバックの橋本選手の後方には大きなスペースができていました。 赤嶺選手は増島選手とハンクギョン選手の厳しいマークにあっていましたが、柳沢選手は鈴木選手と距離をとりつつ動き出しで優位な状況を作っていたので前半のうちに得点を決めたかったところでした。
また、この試合梁選手に代わり出場した八反田選手ですが、難しいピッチコンディションもあったのと形勢がディフェンスに追われる形が多かった為見せ場を作ることができませんでした。 ただ、この選手の視野とボールコントロールは確かなものがあるので今後も期待したいと思います。
そしてこの試合で動きが良かったのが菅井選手でした。 中断明けでコンディションが良かったというのもあると思いますが、この選手が毎試合これくらいのパフォーマンスを見せてくれると仙台の全体の活動量が変わります。 菅井選手というと「ステルス攻撃」と評されるような攻撃に目がいきがちですが、やはりサイドバックの本分である「守備・攻撃の補完・運動量」を忠実にこなしたこの試合の菅井選手は素晴らしかったと思います。
主力選手の欠場が多く渡邉監督としても選手マネージメントも難しい状況であったと思いますが、柳沢選手と武藤選手を一緒に使っていただきたかったです。 後半武藤選手が投入されてから独力での突破を含め数少ないチャンスを作り出していました。 ただ、味方の選手との意志疎通ができていないプレーも多く、特に途中出場でFWに入った鈴木選手とはほとんど感じあえていませんでした。 この試合のメンバーの中で武藤選手のイマジネーションに対応できたのは柳沢選手だけだったでしょう。 ただ、柳沢選手がいるとゲームが落ち着くので試合全体のマネージメントとしてはアウェイでの試合でスタートからばたつく訳にはいかないのでこればかりはしょうがないですが… 柳沢選手が二人欲しいです(笑)

柏は田中選手とレアンドロドミンゲス選手という攻撃の主力を失いましたが、工藤選手を中心に連動性のある見事な攻撃でした。 工藤選手はタメもスペースも作れる汎用性の高いFWで、その周りで決定力の高いレアンドロ選手がチャンスを窺っているので相手にとっては「非常にいやらしい」ツートップです。 そこに茨田選手や大谷選手が絡み、中央に目が行きがちになるとワイドに開いている橋本選手・キムチャンス選手にボールが供給され身体が対応できない間に高速のクロスが飛んできます。 特に大谷選手・茨田選手・ハンクギョン選手は機動力が高く各々の守備範囲も広いため、セカンドボールを拾われ波状攻撃につながります。 中退明けの柏は攻撃の連動性が高まり、サイドの選手を高く張らせることにより、以前よりチームとしての得点を求めている姿勢が感じられました。 もちろん個の力を持った選手も多く、後半から出場してきた狩野選手のプレーで仙台は自陣に押し込められました。

仙台にとって幸いだったのはピッチコンディションと中断明けの試合で選手達に疲労が蓄積されていなかったのでシュートブロックやスライディングにしても「あと一歩」が届いていました。
苦しい試合でしたが、こういった試合での勝ち点1は大きいと感じます。
「理想と現実」を天秤にかけて「現実」に針の振れた仙台に大崩れする感じは見受けられません。

次はホーム。
ユアスタで先日の悪夢を払拭して欲しいです。

【VKの眼力 Vol.13】第14節 ベガルタ仙台1―0サンフレッチェ広島

仙台リーグ戦4連勝。
仙台の反撃は連覇中の王者さえ退けました。

仙台はGK関、DF右から菅井・渡辺・角田・石川。
MFボランチに富田・武井、右に太田、左にリャン。
FWはウイルソン・赤嶺のツートップの4―4―2。

対する広島はGK林、DFは右から塩谷・千葉・水本。
MFはボランチに森崎(和)と柴崎、右にミキッチ左に清水。
トップ下に森崎(浩)と高萩。
FWは佐藤のワントップの3―6―1。

近年、広島は最も美しい、見てて楽しいサッカーをするチームです。
ともすれば、そのサッカーはテレビゲームでも見ているのかとも思いたくなるようなそんなサッカーをします。
ショートパス、ダイレクトパス、サイドに展開してからのクロス、ミドルレンジからのシュート、ゴール前でのアイディア。 攻撃の組み立てひとつひとつに意味があり、自分たちがきちんと組み立てていくことで、相手のディフェンスは剥がせるようになっています。
現浦和監督のペトロビッチ監督がJリーグには見られなかった新たな攻撃のスタイルを確立しました。
更に森保監督が就任すると、守備の構築に力を注ぎ、ピッチに散らばる選手たちがより均等な形でプレーできるようになりました。
広島のシステムは3―6―1と表すことが多いのですが、90分の中で、きちんとこの布陣になっている時間はそんなに多くありません。
守備の際はボランチの1人(今日の試合の場合は森崎(和))が最終ラインに下がり4バックを形成します。
ここから持ち上がる際、4―1―4―1の様な形になります。
広島のボランチはワールドカップ日本代表にも選ばれている青山選手をはじめ、キープ力があり視野の広い選手が多く、最終ラインからの繋ぎで相手チームのディフェンスのチェックが厳しくともボールを失わず、自身より前の選手の動き出しを見ています。
前を向いたボランチの選手は次の経由地を探します。
サイドのミキッチ・清水選手はタッチライン沿いに位置し、縦に走ります。
ボールがそこに入ると相手のサイドバック(菅井・石川選手)はそのケアの為、引き出されます。
その空いたスペースにトップ下の選手が入ってくるのでディフェンスはそこをケアする為、センターバックの一人がその部分を埋めます(渡辺・角田選手)。
ここから広島は数的ギャップを作ります。
例えば広島の左サイドから清水選手がボールを持って上がると、菅井選手が対応に行きます。
仙台は菅井選手のスペースに入り込んできた森崎選手に対応する為渡辺選手が向かいます。
角田選手・石川選手はゴール前に絞りつつ相手に対応しますが、ペナルティエリアに入って来るのは佐藤選手・高萩選手、逆サイドからミキッチ選手が入ってきます。
仙台のボランチ、富田選手や武井選手は対峙している青山選手と森崎(和)選手を見ているので思いきってマークを離すことができません。
この時点で、ペナルティエリアの中では広島の選手が1人多くなります。
サイドで菅井選手とマッチアップしている清水選手が菅井選手を振り切りクロスを上げれば、それはすなわち決定機に繋がります。
広島は「縦のスライド」の上手いチームです。

対して、仙台は「横のスライド」が今日の試合は物凄くきれいでした。
脚を削りながら戦っている選手達には失礼かもしれませんが、今日の仙台のDFラインとMFのラインは2本の線が生き物の様に動き、広島の侵入を防いでいました。
「縦のスライド」を仕掛けてくる広島に仙台は2本の線が「横のスライド」で対応しました。
技術的に上回る広島に数度の決定機を許しますが、関選手の再三のファインセーブでゴールを許しません。
「縦のスライド」も攻めあぐねていると、広島はDFも上がってくるので、仙台はボールを奪った時点で、切れ味鋭い刀を持った二人のFWが一太刀浴びせに林選手に襲い掛かります。

赤嶺選手の下がりながらのボレーシュート見事でした。
スローインからスペースを突いた見事なプレーでした。

長々と広島のスタイルについて書きましたが、一番言いたいのは、「仙台はこんなチームに勝った」という事です(笑)

素晴らしい形で中断期間を迎えました。
この約2ヶ月で攻撃のアプローチを増やし、より高みを目指して欲しいと思います。
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