今日は満月の大潮ということで夕方の間隙を縫って干潟観察を行った。
先日の大雨で濁りがひどく観察条件が悪かったので、個体数のカウントをメインに行った。
例年ならこの時期の慈雨で倍近く株が増えるのだが、今年のアマモはか弱くて個体数の伸びも悪い。
昨年の分布図と今年を比較すると判るのだが、今年は陸地寄りに分布が集中している。
ここ数年の観察結果からアマモは高温に弱いということが解っているが、陸地側近くは海水温が高くなるので生育も悪いという結果が出ていてほとんどが夏前に枯滅してしまう。
しかも個体自体の生育状況も悪いので、増えるというより枯れる傾向にある。
様々な推測が考えられ得るが、東電ではないがまだ確認できたわけではないので、数値のパラメーター等を見ながら経過観察を続け、小出し後出しにしたいと思います。
ヒメイカはきっちり卵を産み付けてくれる。
本来これくらいのサイズが欲しい!
コアマモは元気です。