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2015年8月15日。

戦後70年の終戦の日の今日は暑い一日でした。

阪神は負けちゃったけどトラッキーのTシャツとトラッキー♪


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今日は化研病院の通院日。


お盆で道路が空いていたので、8時前に自宅を出て病院に着いたのが8時半。

すぐに血液検査を済ませて、診察室に呼ばれたのは予約時間ちょうどの9時。

白血球の値も65で骨髄抑制の問題もなく、予定通りオキサリプラチンの点滴受けることになりました。
(用量は前回と同じ)

化学療法室に移動すると担当の看護師さん、既に一昨日に予約無しで診察を受けたことを知っていて「お腹の張りはどうですか?」と聞いてくれたのにはちょっとびっくり。

ほどなく抗がん剤の準備が出来て9時半から点滴スタート。

しばらくすると薬剤師さんが、次回通院までに処方されたお薬をベッドまで持ってきてくれました。

化研病院で今までずっと飲んでいた薬を処方してもらうのは初めて。

一つ一つ丁寧に薬の説明と確認をしてくれたのでありがたい。

今日はお盆で暇なのか11時過ぎになると化学療法室に高橋先生が来て、看護師さんたちと雑談を始めるのが聞こえてきました(笑)

11時前に点滴が終了、会計もすぐに終わって12時前には自宅に到着。

待ち時間が短いのとあわせて、薬も全て院内処方で済むので今までと比べるとかなり時間短縮になりました。

次回の通院は8月26日。

明後日から6日間、東京医科大学病院でにHIFU(ハイフ)治療のため入院です。

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敗戦から70年。

僕の父は学徒動員の招集の前に敗戦を迎えました。

戦中母は満州の新京に両親と兄妹7人で暮らしていましたが、戦況が悪化して新京が危険になったため両親と離れ通化に疎開して子供達だけで敗戦を迎えました。

敗戦から1年後に10歳だった母は16歳だった長女に連れられて兄妹7人で日本への帰国団と一緒に通化を出発。

途中まだ幼い末の妹が肺炎を患い医師から安楽死を勧められても長女はそれを頑として聞き入れず、末娘を背中に背負いながら奇跡的に7人全員を日本まで連れて帰ったそうです。

母方の祖母はその後なんとか帰国しましたが、祖父は満州からシベリアに抑留された末に僕が生まれる前病気で亡くなりました。
(日本の病院で最期を迎えることが出来たのは幸いでしたが)

子供の頃に何度も聞かされたその話はリアルな実体験だけに、書籍やテレビで描かれた満州からの帰還の話以上に過酷なものでした。

僕が子供の頃は街に出ると片足の無い傷痍軍人が路上で立っていたりして戦争の記憶がまだあちこちに残っていました。

だから僕は70年間一切戦争をしてこなかったこの国を誇りに思っています。

そして子供たち、孫たちの世代までずっと日本は戦争をしない国であり続けて欲しいと願っています。

それが世界の平和に向けた日本の役割だと思います。

最近ある方がこんなことを言ってました。(以下発言主旨の引用です)

日本がやっていたのは戦争ですらなかったのではないか。
もう負け戦とわかった時点で降伏しないといけない。
それなのに弾薬なし食料なしの何十万人の兵士が敵の戦車の前に銃だけ持って突進したり、特攻隊が軍用機、高速艇、潜水艇等で自爆攻撃を続けた。
それを誰も止められなかった。
だから戦争として成り立っていないし、日本の戦った太平洋戦争は戦争の名に値しない。

さらに問題なのはこの責任を取った人が誰もいないこと。
そして責任を取らないという体制は、戦後70年の間全く変わっていない。


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Imagine

Imagine there's no heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace...

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world...

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as on

Jack Johnson - Imagine



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