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朝はまだ昨日の寒さが残っていたけど、14時過ぎに病院を出たらすっかりポカポカの春の陽気になってました。

千葉大の敷地内に染井吉野の並木道があるのですが、まだほとんど蕾。


来週金曜日の通院日あたりが見頃かな。

浦安に帰ってから近くの公園に行ったら、空と海の碧がとっても鮮やかでした。

名前はわからないけど、いろんな花が咲いていて春を感じさせてくれるなぁ。



今日は3月6日以来久しぶりの千葉大通院日、前回学会で不在だった主治医とは2月27日以来1ヶ月振りの対面でした。


まず主治医に今の体調について、アブラキサンの投与を受けた直後の1週間の副作用が依然強いこと。(身体のだるさ、強い倦怠感、発熱、嘔吐、お腹の痛み等)

2週間の休薬でだいぶ楽になったものの倦怠感は今もTS-1とジェムザールの頃と同じくらいのレベルであること、慢性的な下痢は相変わらず続いていること、両足の太ももの感覚が麻痺している感じがあることを報告。

それから東京医科大学病院で2回目のハイフ治療(HIFU 強力集束超音波治療)の臨床研究を4月6日から1週間の入院で行うことが決まったこと、それに伴って東京都健康長寿医療センターでの「切除不能膵癌に対する新薬STNM01の超音波内視鏡投与」の臨床研究が保留になったことを報告しました。

血液検査の結果、白血球(WBC)の値が4.7Lと久し振りに基準値の範囲内だったので、予定通り第3クール1回目(通算5回目)のアブラキサンとジェムザール治療を行うことに。

ただおそらくアブラキサンの副作用と思われるが、肝機能の数値(GHT 74H、GPT 67H、LDH 276H)が基準値を上回っているので今後経過を見守る必要があるとのことでした。

足の太ももの麻痺についてもアブラキサンの副作用と考えて良いとの判断。

診察の後、通院治療室でアブラキサンとジェムザールの点滴を受けてから昼食。

午後1時から2月27日に院内紹介してもらった和漢診療科の初診。

実は灯台下暗しとはこのことで、千葉大に和漢診療科があることを知ったのはピエロさんのブログの記事を読んで。

テレビで紹介されたこともあって、院内紹介でも1ヶ月待ちでした。

まず担当の医師から和漢診療は膵臓がんに対する治療ではなく、がんによって生じる様々な症状や抗がん剤の副作用を緩和してサポートする治療だとの説明がありました。

その上で、現在の体調についての質問と舌の状態、脈、お腹の触診をじっくり時間をかけて受けました。

結果「まずは真武湯という薬を3週間試してみましょう。 ところで煎じるやり方と袋入りの顆粒がありますがどちらにします?」と聞かれたので、ちょっと迷ったけど職場や外出先で手軽に飲める顆粒を選択しました。

真武湯の効能は下記の通り。

「胃腸の弱い人の下痢、腹痛、消化不良、倦怠感、手足の冷えなどの症状を和らげます。
めまい、からだの動揺感、どうきなどの症状を和らげます。
通常、新陳代謝が低下して体力虚弱な人の諸症状などに用いられます」

今の症状にぴったりなので、少しでも効果が出ると良いなぁ。

今日は今のところ倦怠感以外アブラキサンの副作用の症状は出ていないけど、毎回3日目~4日目が副作用のピークなので心の準備だけはしておかないと。

次回の通院日は来週金曜日、4月3日です。

<現在のお薬>
(漢方薬)
・ツムラ真武湯エキス顆粒(朝昼晩食前30分 各1袋)
(膵臓の機能を助ける薬)
・リパクレオン顆粒 300mg(朝昼夕各2袋)
(下痢の薬)
・ミロピンカプセル1mg(朝夕各2錠)
(鎮痛剤)
・フェントス・テープ1mg(入浴後)
(鎮痛剤レスキュー)
・オプソ内服液5mg(痛い時)
(抑うつ剤)
・ソラナックス0.4mg(就寝前1錠)
(睡眠促進剤)
・ブロチゾラムOD錠0.25mg(就寝前1錠)

今日はハワイのバンド、カラパナが1977年にリリースした3rdアルバム「Kalapana Ⅲ」からSeasons。



Seasons come, seasons go
Seasons change, their afterglow
And the one thing that amazes me
The seasons turn but your eyes cannot see

季節は写り 過ぎ去ってゆく
余韻を残し変わってゆく
季節が変わってゆくのが見えるかい

Kalapana - Seasons


KalapanaⅢ/Kalapana