■失業者問題
みなさん、毎日をエンジョイしてますか?
バリュー・クリエーター佐藤です。
報道などで「景気が回復してきた」と言われる中にあって、失業者問題は一向に解決の方向性を見いだせないまま厳しい現実が続いているようです。
本日の新聞記事によれば、「失業1年以上が118万人」という過去2番目の高水準(4-6月期)とのことです。
因みに、完全失業者の数は349万人とのことです。
因みに、過去1番はITバブル崩壊の2003年とのことです。
企業の業績が回復した時に、本当に失業者問題は解決するのでしょうか?
景気回復の問題と失業者の問題は当然ですが大きな関係性があると思います。
その一方で、企業が求める求人と失業者との間に大きな溝があるように思えます。
もし、これが事実だとすれば、景気回復によって失業者問題は解決しないということになります。
これは誰かに責任があるというよりも、時代が創り出した悲しい現実としかいいようがありません。
だからといって、現状を黙認するわけにも行きません。
難しい問題です。
政府が失業手当を受給できなくなった長期失業者を対象に生活支援給付金を受けながら職業訓練を受講できる求職者支援制度を昨年から始めていますが・・・。
残念ながら、問題の解決になっていません。
小手先の戦略では何ともならない状況に陥っているように見えます。
一方で、政府や企業にできることにも限界があり、失業者自身の努力が大前提となります。
この点については、現状を正確に把握できているわけではないので、コメントは差し控えますが・・・。
「人に雇われずに生きていく」ことを選択した僕にとっては・・・。
当面は、景気回復が軌道に乗り、企業が積極的に採用を増やすような流れになることを期待するのみです。
その中で、企業が求める人材要件に合致した方だけが、採用されるということだと思います。
これが現実かもしれません。
企業には「求める人材要件」をより具体的に示すことで、応募者に納得のいくカタチをとって欲しいと思います。
暫し、経過を見守りたいと思います。