ジャパンカップサイクルロードレース

国際自転車競技連盟UCI公認でアジア最高峰ロードレース

去年までは宇都宮市大通りを封鎖してのクリテリウムはテレビで。
ロードレースは家庭の都合でほんの1時間程通りすがりの一般観客として観戦していました。

目の前でじっくり観たい!

そこで審判員として立哨すれば、動機は不純だが確実に目の前でフルに見られる。

そう思った最初の年は審判員の講習及試験会場が遠方(県北)だったので横着してパス。
その翌年は日程がつかめず。そして今年運良く審判員とアテンダント資格を取得。

ここまで三年越しとなってしまいましたが、漸く計画を実行に移す時が来ました。

初日は市内大通りに設けられたサーキットを周回するクリテリウム。

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設置された柵の車道側に立哨員は配置されます。
クラッシュ事故でもあろうものなら、選手以上に危険なポジションなのですが、その音と風圧は圧巻。
肌身に感じるとはこういう事なのでしょう。


二日目のロードレースは会場とは数キロ離れた駐車場に6:15集合

用意されたバスに乗って現地大会本部に向かい、お弁当を受け取り立哨位置に向かいます。


ありがたい事に立哨ポイントに仲間が差し入れをしてくれました。
しかも好物のチョコレート!

クリテリウムの時は立哨員多過ぎの感がありましたが、今日のロードレース、私のポジションに於いては明かにもう一人必要ではないかと思われました。

道路の両脇から車道に乗り出してくるヨーロッパの映像と比べれば至極真面目な観戦なのですが、道路を道幅一杯(白線に関係なく)に使おうとする選手との接触事故を考慮しない観戦が目立ちました。


写真の黄色い背中の人物は明かに危険なのです。

観客 :  選手は避けると思っている →  けれど選手(特に欧州人)は避けません!
それ程レースに集中しているのです。そこはレース場なのです。

昼食を取る間も殆ど無いままにレースが終了。
終了後、徒歩で本部に向かう道すがら、沿道を観察しますが、ゴミは落ちていません。
クリテリウムの時も、柵の向こうで餃子を食べながらビールを飲んで観戦していた若者グループがいましたが、ゴミは綺麗に持ち帰っていました。

特にゴミの持ち帰りをアナウンスした訳でもないのに、サイクルスポーツ好きのゴミマナーは特筆すべきものだと思いました。


表彰式を横目に迎えのバスを待って


バスに乗ると皆さん、お疲れのご様子。

前後の時間と身体の自由を考え、来年は朝7:00前に本部に着くように自転車で来ようか、と考えたのは私だけでしょうか?