[韓国整形コラム:顔面輪郭 基本編 #1~えら切除:下あご骨切除~]
こんにちは
韓国整形/韓国美容整形仲介 VAVICOのJUNです
今日のコラムは、「えらの手術」についてです
最近VAVICOでも特に輪郭手術のお問い合わせが増えております
まず、顔面輪郭手術は何なのか

専門用語で顔面輪郭手術(facial bone contouring surgery)は、りんごを回しながら皮むきをするように回し削り術とも言われています。 つまりお顔の形を変える手術です。
しかし正確に言うと、この手術は、顔面輪郭手術の一つで、頬骨手術を始めとし、前顎まで含めた手術のことを言います。
顔面輪郭手術の基本的な部分からお話してみますね
基本編のえら切除術は、簡単な部分なので、ざっと読んでいただいてもかまいませんが、韓国での病院でカウンセリングを受ける時に、基本的な知識を知っているか知っていないかで、待遇が変わってきます。
必ずこれから説明する下の3,4番の技法の手術を受けないといけないのに、1,2番の手術法で済まされてしまうことがあるからのです
顔面輪郭で、有名な院長先生は3,4番の技法を勧め、その技法に自信のない先生は、1,2番を勧めることしかできないのです。 実際に、手術方法について説明もくわしくしてくれない先生もいます。
※もちろん、3.4番の技法が必須でない方は、1,2番の技法をすることもあります。
最近、固定式、非固定式顔面輪郭じゅつについての質問をよくいただきますが、次回頬骨縮小術で説明をいたしますね
これから手術を考えていえる方のお力になれればと思います
(ここまで削りたい!という方はさすがにいらっしゃらないですよね?)
1. 顔面輪郭手術/基本編~えら切除術~
えらの手術は、下あご切除術とも呼ばれていますが、手術を受ける人に合うものを調べなければなりません。
病院ごとによってネーミングが違い、複雑な感じもするかもしれませんが、次の4つを基本にすればえら切除術についてはほぼ説明したと見ていただければよいかと思います
まず、切骨について説明しますね。
切骨(せっこつ)は、感じの通り骨を切断するという意味です。
(基本的なえらの切除術です。)
1.直線切骨術 /ちょくせんせっこつじゅつ ※韓国語を漢字に直したものを訳しています
エラのラインは元々直線ではありません。 しかし、骨を切る器具の特性、また医師の自分の技術的な判断で一番簡単な直線切除術をするようになると、写真のように2次角(元々なかったが手術をすることによって新たに生まれた角)ができてしまいます。 医師にとって一番簡単な手術ですが、初期段階の技法で満足度は、当然のこと低くなります。 (2次角がやはり気になりますよね)
突き出たえらが緩和されることがありますが、曲線型の自然な顎ではなく、二次の角ができ、整形の最終的な目的である滑らかなラインは作り出せない欠点があります。
手術機器に限界があった昔に多く取り入れられていた方法です。
2.順次的切骨術 /じゅんじてきせっこつじゅつ ※韓国語を漢字に直したものを訳しています
上の1番の技法の2次角を解決するために生まれた技法です。
この技法は、直線を曲線にするために、1番の技法プラス2次角ができたと部分を何度か切り、曲線に近くしていく方法です。
1番の技法の直線切骨と次に説明する3番の中間段階と見ていただければよいかと思います
1番より2次角が緩和される反面、手術時間が長くなったり何度も削り直すため、周囲の組織の損傷が広がってしまう恐れがあります。
3.曲率切骨術/きょくりつせっこつじゅつ(ブーメラン切骨術)
※韓国語を漢字に直したものを訳しています
2番の技法の順次的切骨術よりもう1段階発展した技法です。
えらのラインを始めから一度に切骨する技法で、ぱっと見ても一番いい方法であることがお分かりになるかと思います。
すかし、やはり一番難度の高い技法のため、医師のテクニックが一番重要になってくる手術です。 一度の切骨で希望のえらのラインの形を作ることができ、手術時間も短縮でき、組織の損傷も少なく腫れも最小限に抑えられます。
1度でブーメランのようなしなやかな曲線で切るため、ブーメラン切骨術とも呼ばれています。
切骨線の位置とカーブ(曲率)の大きさはえらの形や長さ、他の部分のとのバランスを考えてデザインをし、洗練された手術器具と繊細な技術で手術が完成されます。
(手術道具も電動のこぎりとレーザー二つがあり、まだ電動のこぎりを使われる方もいらっしゃいます。レーザーが無条件だ良いことはありませんが、医師が使用するのに扱いやすいということで知られています)
4.曲率切骨術/きょくりつせっこつじゅつ(前方延長切骨術)
ブーメラン切骨術と原理は一緒ですが、えらの部分と一緒に発達した前顎までのラインを整える必要がある方に適した手術です。
このような方は、後ろのえらを縮めると同時に、前の切骨線を延長し前顎の大きさを小さく整えて、正面から見たときの顔のラインの満足度が大きくなる方法です。
3番の技法と比較してみると、3番ののテクニックだけではサイドから見たときの効果は期待できますが、正面から見た時に顔の幅がそう変わらない場合には、4番の技法を取り入れると、正面から見た場合でも美的効果を期待できる技法です
追加で皮質切骨/ひしつせっこつというえらの上の部分より少しだけ前の部分を切る手術をすることもあります。※上の部分の手術は基本的に、えら切除術の部分に含まれています。
この手術は下あご部分の骨が分厚く正面から見て顔の下の部分広く見える方たちに向いた手術です。 また、上の4番の技法で正面効果を満足できない場合この、皮質切骨術を取り入れることになります。
えらに続く骨を上の3つの方法のどれかで角を縮めると、えらのラインがしなやかになる効果がありますが、えらのとがった部分が外側に広がっている場合は、正面から見ても効果を期待できないことがあります
えらのとがった部分が内側に巻き込んでいる場合や下あごの角の部分の骨が分厚く正面から見た時に、下の部分が広く見える場合には、皮質切骨術が必要になってきます。
もしくは、正面から見て、劇的な変化を希望する場合もやはりこの皮質切骨術が必要になってきます
皮質が何なのか気になる方がいらっしゃると思うので、お話しますね
皮質:人体内に存在する骨は骨の表面の皮質骨と内側の海綿骨でできています。 顔の骨は、皮質骨がサンドウィッチのように外側にあり、その中に海綿骨でできています。 腕や脚の動筋の筒状の骨も、外側は、皮質骨に囲まれており、中は海綿骨になっています。
海綿骨は、造血作用で骨を作り、骨の機能と構造にありとても重要な役割をしています。
皮質骨は骨の強さを維持する構造の機能を主に行っています。
まず、皮質骨が何なのかを知り、どんなときに皮質切骨が必要なのかを見てみましょう。
私たちの骨は厳密に言うと3重構造になっており、その一番外側の層が皮質と言われています。
この皮質を切骨または、削るのが皮質切骨です。
皮質を削る場合は、皮質が再生できるため、完全に切骨をすれば再発はしません。
ここまでが、基本的なえら切除術について全てお話させていただきました
えらは、顔面輪郭の中でも比較的に一番簡単に説明できる部分なので、説明するのもそう悩みはしなかったのですが・・・頬骨縮小手術を分かりやすく説明するのにはもう少しお時間いただければと思います
次回は、2編としてそのほお骨縮小ではない、あごの手術であるT切骨、V切骨について書き、最後に頬骨縮小手術についての技法をくわしく書きたいと思います。
気になることがあればコメントやメッセージに残していただければと思います
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