クレオパトラは美女じゃなかった? | ダメぽウサギぴぴのカバワラ日記

クレオパトラは美女じゃなかった?

【ロンドン14日】AFP=時事
「絶世の美女」だったといわれる
古代エジプトの女王クレオパトラ。
しかし、英ニューカッスル大学 で13日から展示されている
紀元前32年の貨幣に描かれた肖像によれば、
実際にはそれほどでもなかったようだ。

コイン

≪写真は貨幣に描かれたクレオパトラ=右= とアントニーの肖像≫

 肖像のクレオパトラはとがったあご、

薄い唇、鋭角的な鼻の持ち主で、

飛び切りの美人というわけではない。

英劇作家 シェークスピアはクレオパトラの容貌について、

言葉では描写できないほど美しいとして

「とても言い表せない」と表現したが、

これには図らずも別の意味が あったことになる。

貨幣の裏側には恋人とされた

アントニー(アントニウス)の肖像もあるが、

こちらもかぎ鼻、どんぐり眼、太い首と冴えない容姿だ。


  ニューカッスル大の考古学者

リンゼー・アラソンジョーンズ氏によると、

絶世の美女とのクレオパトラのイメージは、

英国では中世の詩人チョーサーの作品まで

さかのぼれるものの、比較的新しい。

古代ローマ時代に書かれたものでは、

クレオパトラは知的でカリスマ性があり、

魅惑的な声をしていたとなっているが、

美 女との言及はないという。

 同氏は、美女であるとのイメージは、

米映画「クレオパトラ」(1963年)でクレオパトラ役に

エリザベス・テーラーのような美人女優が起用された

ことで確立した「永遠の神話」の一つだとしている。


[ 2007年2月15日1時59分 ]



ばなな
まあ、どっちでも良いんじゃないの!?