ABCマートがユナイテッドアローズの筆頭株主に
エービーシー・マートが、ユナイテッドアローズ の発行済株式の23.30%を取得し筆頭株主になったことを3日午後に発表した。
取得額は65億7100万円にのぼり、エービーシー・マートの筆頭株主で元会長の三木正浩氏の資産会社イーエム・プランニングからの買い取り。
エービーシー・マート グループは、国内および海外において「ABC-MART」を中心とした靴小売店舗を展開している。
靴の流行とファッショントレンドの相関性が高いことから、セレクトショップ最大手のユナイテッドアローズの高感度なファッション性に着目。
マーケティング手法やマーチャンダイズに長けた同社から学ぶことができれば、より感度の高い品揃えが可能になるとし、また、エービーシー・マート グループが多店舗を展開していることで得られる情報が、同社の企業価値の向上に役立つようであれば進んで協力したいという考えから、今回の株式取得を決めたとしている。
なお、ユナイテッドアローズは4月より買収防衛策を導入している。
Fashionsnap.com 2009.06.03 22:15