ルナソル サマーキット2012 〈コフレ・キット〉
しばらく仕事が忙しく、ブログの更新ができませんでした。
ルナソル2012年の夏限定のキットです。全国5店の店舗限定で発売され、私がいつも購入している新宿伊勢丹では、事前予約も受け付けていなかったそうです。
問い合わせたところ、翌日でも購入できるくらい在庫があるとのことだったので、発売日の夜にカウンターへ寄ってみたところ、混雑もなく購入することができました。
サマーアイズ 2012 EX01 Glowing Beige Brown
ベージュがメインカラーとなった、ラメが煌めく、アイシャドウです。
左上:ハイライトカラー ベースはアイボリーホワイトです。ホワイトゴールドからうっすらとピンクがかった細かいラメが入っています。それほどラメは目立たない方です。
左下:ミディアムカラー ベースは少し色の出るベージュです。ゴールドのラメが光ります。パレットや手の甲に塗って見るとギラギラしているように見えますが、まぶたの上ではそこまでギラギラはしません。とはいえ、他ブランドのアイシャドウよりはラメ感が強いです。
右上:ニュアンスカラー 薄いベージュですがほとんど発色せず、ラメを乗せるために使います。ラメはシャンパンゴールドからイエローゴールドに煌めきます。
右下:シェードカラー 少し赤みのある鮮やかなブラウンですが、発色は弱めです。ラメは大きめで、シャンパンゴールド系の黄みの少なめなゴールドです。
アイシャドウの色自体は上の写真が近いかと思います。
下の写真はラメが光るように撮ったものですが、実際はもっとラメは細かく、光り方も繊細です。
写真の左より、パレットの右下、左下、右上、左上です。
公式の塗り方は、
1.ハイライトカラーをまぶた全体に伸ばす
2.ミディアムカラーを目の際からアイホールへぼかす
3.シェードカラーを目の際に入れる
4.ニュアンスカラーを上まぶた中央へ指で乗せる
5.下まぶたの目頭側2/3にハイライトカラーを、目尻側1/3のシェードカラーを引く
ベージュ~ブラウン系の中でもクリアな色なので、目元がくすまずとても使いやすいです。
サマーチークス2012 EX01 Glowing Pink Coral
発色の良いコーラルピンクです。
白っぽさが無く、血色が良く見えるような色です。
真ん中の白い部分にシャンパンゴールドの細かいピグメントが入っていますが、頬に乗せると、ラメは全くといってよいほど見えず、ツヤが出ます。
表面のロゴは1回で消えます。
フルグラマーグロスN EX21 Shining Beige Gold
ほぼ透明なベースに細かいゴールドのラメが入っています。ゴールドは黄みが少ない色で、とても夏らしいですが、ラメよりもツヤを出すタイプだと思います。
オリジナルブラシ
スライド式の携帯用チークブラシです。
馬毛とのことで、しっかりとコシがあり、とても発色の良いタイプです。灰リスのようなふんわりとした感触ではなく、固く肌へのあたりも強めですが、色をしっかりと出したい時には使えるタイプだと思います。
また、使用時にキャップを後ろへ刺すと、短く収まるのではなく、途中で止まり持ち手が長くなるのが、意外と使いやすいと思いました。
キットの付属品にしては質が良いと思います。
なお、ルナソルの他のパッケージと異なり、色はシルバーです。
オリジナルポーチ
ビニールでコーティングされたゴールドのポーチです。LUNASOLのロゴが入ったゴールドの金具が付いています。
大きすぎず小さすぎずマチがあり、中にはポケットのある、たくさん収納のできる、きわめて普通ながら使い勝手の良いポーチです。
最近、パステルカラーのアイシャドウばかりを購入していたので、ベージュブラウンのアイシャドウのコフレは久々で、とても楽しく使っています。特に、ラメがたくさん入っているアイシャドウが好きなので、ルナソルは定期的にこういったキットを発売してくれるので、ありがたいです。
このところ日本と海外を行ったり来たりしているのですが、私の行く国にはルナソルがないので、タイミングが合うか心配していましたが、購入できて良かったです。ちなみに、免税店であまり購入しないのでしっかり見たわけではありませんが、今のところ成田には置いていなかったように思います。
ジルスチュアート ジュエルクリスタルアイズ 08 shangrila crystal
ジルスチュアートの2012年夏のコレクション「Playful Summer」より、限定アイシャドウパレットの1つ、08 シャングリラ クリスタル です。
春夏にぴったりの、明るさと透明感とまばゆい輝きに満ちあふれたパレットです。
パレットと逆の順番で塗ってしまいました…。毎度ながら、実物の方が色も輝きも美しいです。
パレットの左から、
ベビーピンク:ベースはほんのりニュアンス程度のピンク、
大粒のシルバーラメ、小粒のピンク・ブルー・シャンパンゴールドラメがたくさん
シャーベットピンク:ベースは黄みにも青みにも寄らない純粋なピンク、
大粒のラメは少なく、輝きの強いピンク・ブルーパールがぎっしり
ペパーミントブルー:ベースは淡い水色、ブルーの輝くパールに、シルバーのラメ入り
モーブグレー:ベースはモーブのニュアンスのあるブラウン、ゴールドのラメ入り
発色は柔らかめで、数回ブラシやチップで重ねれば色もきれいに出ます。
全体的にラメは多いので、かなりキラキラと輝きます。特に、一番左のベビーピンクは、大粒のラメが強く光ります。
公式の使い方は、
1.左から2番目のシャーベットピンクを、アイホール全体に
2.左から3番目のペパーミントブルーを、二重の幅からアイホール2/3に
3. 〃 、下まぶた全体にライン状に
4.一番右のモーブグレーを、上まぶたの際に
5.一番左のベビーピンクを、目頭にくの字に
6. 〃 、上まぶた全体に煌めきを乗せるように
この使用方法で、公式のイメージ画像のようなアイメイクになります。
もちろん、下まぶたの色をピンクやモーブに変えたり、縦割りでピンクとブルーを使ったり、ピンクとモーブにしたりと、色々組み合わせを楽しめると思います。
夏のコレクションで、清々しいブルーがメインになっているメイクですが、春に似合うパステルカラーでもあります。
以前のラインよりも、粉質がしっとりと柔らかくなっており、密着感もあるように思います。パウダーシャドウなのですが、乳液ベースになっているそうです。
ただ、ラメが大きいので、ラメ部分はザラザラするのは致し方ないかと思います。
香りは「クリスタルフローラルブーケ」だそうで、爽やかな花の香りがします。
こういった濁りのない色でラメが大きいアイシャドウは、ベースメイクをきれいに作っておかないと、アイメイクだけ浮いてしまうので、ベースメイクには特に気を遣っています。
これからの季節、明るく華やかな色・輝きのメイクをしたい時に、楽しく使えそうです。
シャネル プードゥルティセ 〈フェイスパウダー〉
昨年の夏に、ハロッズ限定で発売されたプードゥル ティセ-ブロンプトンロードが、ようやく日本でも発売されました。ハロッズからオンラインで購入できたようですが、必ず日本で発売されるはずと心待ちにしていました。
高級ブランドの並ぶナイツブリッジの名を冠したコレクションのアイテムで、同時発売のルージュアリュール3色にもそれぞれロンドンの高級住宅地の名前が付けられており、色名を見るとロンドンの高級感あふれる雰囲気が漂います。
しかし、このプードゥルティセも、ルージュアリュールも、とてもキュートなピンクばかりで、シャネルの可愛らしさが前面に出ているようでした。
ハロッズに期間限定で設置されたブティックも、かなり遊び心のある雰囲気だったようで、さらに、インスタレーションが行われていたり、2.55の50周年復刻バージョンが展示されていたりと、シャネルの世界が広がっていたそうです。
そんなコレクションから、このプードゥルティセは、ピンクに白のシャネルマークと、可愛すぎる見た目のフェイスパウダー・チークです。
左:ピンク 中:白 右:ピンク+白
写真より実際はピンクがもう少し発色しています。
表面はシルバー~ピンク~ブルーのラメがキラキラとしていますが、このラメは吹き付けなのですぐに無くなってしまいます。
ラメがなくなると、ほぼマットなピンクと白のパウダーになります。
ピンクは、見た目よりやや黄みがあり、優しい色です。
白は、白だけ取るのが難しいのですが、ややアイボリーがかって見えます(ただ、ピンクが少し混ざってしまってそう見えているだけかもしれません)。
両者を混ぜて取ると、明るい白ピンクです(写真右の混ぜた色の、左側部分は白が多く取れてしまっています)。
黄みのあるふんわりとしたピンクは、これこそ桃肌というべきふわっとした可愛さです。
同じような見た目の、昨年秋のオンブルティセは、表面がなくなっても輝きが続きますが、プードゥルティセは、そういったことはなく、ほぼマットに感じます。
しかし、ほぼマットなのですが、かなりよく見ると、ほんの少しだけパール感があるように思います。
まだ表面にラメが残っている状態なので、ラメ飛びしてしまっているだけなのかもしれませんが、大きなラメとは違うツヤ感がわずかにあるように感じました。
発色は、それほど悪くはなく、少しコシのあるブラシを使えばピンクがきちんと発色して、ふんわりと可愛い色のチークになります。私は専らチークとして使うために購入しました。
BAさんにもチークにと言われましたが、フェイスパウダーの記載もあるので、ふわっと薄く付ければ顔色が良くなるタイプのパウダーではないかと思います。
表面はラメの吹き付けでキラキラです。
吹き付けはわりとすぐに取れるので、ラメが好みで無い方も問題なく使えるかと思います。
最近発売されるフェイスパウダー同様に、斜めカットの平筆が別に付いています。
私は使っていないのでよくわかりませんが、従来の付属の筆よりは圧倒的に肌触りが良いように思います。
見た目だけでもとても可愛いのですが、チークとして使った色もとても可愛いピンクで、白い部分はずっと残るということで、最後まで楽しく使えそうです。
アルビオン アンフィネス モイスチュアミルク 〈乳液〉
乳液先行のお手入れをしたくなる時がたまにあるので、アルビオンかコスメデコルテの乳液が常に1本家にあるようにしています。今冬は、アンフィネスの乳液を使用していました。
購入前に、コスメデコルテのAQMW、バイタルサイエンス、アルビオンのエクシアAL、アンフィネスのサンプルを試し、その中で、最も張りを感じたアンフィネスに決めました。
以前は、乳液先行のお手入れをすると、肌がとても柔らかくなる反面、その分たるむような気がしていました。
しかし、一昨年あたりから、むしろ張りを感じるものもあるということがわかり、安心して使っています。
もちろん、塗ってすぐに感じるのは、肌表面の引き締め効果にすぎないのでしょうが、緩む感じがなく、すっきりとするのは有り難いです。
この引き締め効果について、私の場合、ファーミング効果で有名なクラランスのリフト アフィーヌ ヴィザージュ プルミエルと似たような、あるいはそれ以上のものを感じます。
なお、この上にあがるような感覚は、同ラインの美容液、グラヴィティ レジスタンスを一緒に使った時が一番感じました。
アルビオンのコットンに、3プッシュ出した画像です。
みずみずしく滑らかで、伸びの良い乳液です。
推奨の使用量は、コットンに3プッシュです。
元アルビオンの商品開発・マーケティングをしていた岡部氏は、肌の見えない凸凹に乳液を馴染ませるにはコットン使いが良く、コットンに吸われる分なども考慮して最適な量を設計しており、メーカーの推奨する方法・量が一番その商品の能力を発揮できるとされているので、基本的には、コットンに3プッシュが良いのかと思います。
ただ、この馴染ませる時間の分、いくら力を抜いても肌をコットンで擦るため、ヒリヒリしてしまうことがたまにあるので、手で2~2.5プッシュを使うこともあります。
コットンに3プッシュというのは比較的多めで、肌に馴染むまで時間がかかりますが、馴染ませた後は、水分油分ともに肌に含まれた、柔らかく気持ちの良い状態になります。
一方で、先行タイプの乳液の油分は、フタにはならないため、うっかりその後のスキンケアとの間に時間を置いてしまった時に、若干キシキシとした乾燥するような感じを受けました。
当然のことながら、通常の乳液と異なり、その後の化粧水、美容液、クリームなどは必須です。
しかし、先行タイプの乳液で保湿された肌は、化粧水先行の通常のお手入れ方法に比べ、肌が、より柔らかく、よりもっちりとした、独特の感触だと思います。
以下は、同時期に試した他のブランドの乳液との比較です。
他ブランドのものは、あくまで3日~一週間程度のサンプルやミニサイズの使用で、現品の継続的使用による感想ではありません。
エクシアは、アンフィネスに比べ、少しこってりめで、肌に浸透した後のモチモチとした保湿感が非常に優れていると思いました。
しかし、今回は、乳液後に、化粧水、美容液、クリームで保湿成分・アンチエイジング成分を補うことを考え、現在手持ちに無い、張りを感じさせるアンフィネスにしようと思いました。
AQMWは、白檀の香りがとても良く、試した乳液の中では一番緩い液体状で馴染みも良かったのですが、あまり潤いやその他の効果に特筆すべきものを感じられなかったので、今回は選びませんでした。
しかし、使用感はとても良く、お手入れが楽しいと感じられる素敵な商品だと思いました。
バイタルサイエンスは、以前エクストラリッチ現品を使ったところ、かなりこってりめで、油分が肌表面に残りすぎる感じがあったため、みずみずしいタイプのサンプルを使ってみました。エクストラリッチよりもかなり軽めでしたが、なぜかやはり油分が肌に乗っている感じが気になりました。
油分も不足していて、非常に乾燥している場合には、優れた効果があるのではないかと思います。
カバーマーク エッセンスファンデーション W ホワイト 〈ファンデーション・コントロールカラー〉
大変人気なカバーマークのジャスミーカラー エッセンスファンデーションの白です。
カバーマークのファンデーションは色のバリエーションが多くあり、さらに混ぜて微調整をするためにホワイトがあるそうです。
私は現在カバーマークのファンデーションを持っていないのですが、他メーカーのファンデーションで微妙に色が合わないものがあり、少し明るくしたいものに混ぜて調整して使うのに、大変重宝しています。
ファンデーションなので、白とはいえ、色がしっかりと付き、白い下地のような透明感はありません。
今まで、肌の色よりもわずかに濃いファンデーションの色の調整には、明るめの下地やハイライトなどを使っていたのですが、下地やハイライトに比べ、ファンデーションは色が強いため、なかなか上手く調整ができませんでした。
このカバーマークのホワイトは、透明感の少ない強い白のファンデーションなので、濃い色のファンデーションにも負けずに、色を明るくすることができます。
左 : カバーマーク エッセンスファンデーション W
中央 : 左+右を混ぜたもの
右 : ディオール カプチュール トータル セラム ファンデーションR 030 ミディアムベージュ
わかりやすいように、シェイディングに使っているかなり暗めのファンデーションに大体同じ量を混ぜてみました。(普段は顔全体に使う肌の色に近いファンデーションに、ほんの僅かに混ぜています。)
ファンデーションがこれだけ暗くても、かなり明るく補正できる白さがあります。
クリームファンデーションで、柔らかく伸びが良く、しっとりしたタイプです。
混ぜるファンデーションは、手持ちの数種類のクリームやしっとりタイプのリキッドに、どれも問題なく混ざっています。
時間が経っても混ぜることによる不都合はなく、崩れ方が汚いとか、くすみが出るといったことも感じません。
なお、みずみずしいタイプのリキッドファンデーションには、同じカバーマークから出ているリキッドのホワイトの方が相性が良いかもしれません。
また、試しにルースタイプのミネラルファンデーションと手の甲で混ぜてみたところ、結構使えそうだと感じました。顔に乗せたことがないので使用感や崩れ具合などはわかりませんが、ルースとこのファンデの比率が上手く見つかれば、程良く色の調整とルースの使い辛さの緩和ができそうだと思いました。
私は専らクリーム・リキッドファンデーションと混ぜて使っていますが、ファンデーションの下にハイライトとしてあらかじめ塗っておく方もいるとカウンターで聞きました。
純粋な白なので、他にも色々な方法で使える場所がありそうです。
微妙に色が合わずにあまり使わなくなってしまったファンデーションがいくつか復活して使えるようになったので、とても嬉しく思っています。
色が濃くて使えないファンデーションをお持ちの方にお勧めしたくなるような、便利な製品です。