東日本大地震発生から二日目を迎えた12日、岩手、宮城、福島の沿岸部に深刻な被害が明らかになってきた。

東北地方も含め全国的に、津波の警戒レベルが引き下げられたが、死者、行方不明者の数は計1200人を超えた。

海上自衛隊と米海軍は被災地沖で共同にて捜索救難活動を始める。12日21時現在12都道府県で死者は623人、行方不明者は653人にも及んだ。


県別の死者数は岩手県257人、宮城県178人、福島県144人となっている。


建物の被害状況は福島県での全壊が2413戸など全国で2514戸となっている。


宮城県によると南三陸町の住民1万7千人の内、約9500人と連絡が取れないでいて安否の確認を急いでいる。