日本人はモノを大切にする民族であったそうな。 きっと・・・高度成長期前の話。
元々、日本なんて~のは自然豊かだし農業国で、お金とかもきっと石で(ウソ)、目に見えるものだけに
心奪われない感性の民族で・・・まぁ、見た目は質素だったわけだが、豊かだったわけだ(先祖談)。
でも、生きてるとだんだんモノや服が沢山たまってしまう。それらが占めている空間は毎月家賃いくら分に
相当するのか・・・などと考えてしまうと、何ももたずに生きれないものだろうかと考えてしまう。
悶々としはじめ大掃除をした。部屋と頭の中は連動しているらしい。
私は元々、モノが好きではない。 維持するのにも金もかかるし負担もある。夜逃げもすぐ出来ない。
だからなるべく持たない様にしている。・・・でもなぜかたまる・・・
着なくなった服は海外と日本でそういうの欲しい団体に寄付。 本は古本屋。
そんな事をやりながら、大昔から開けない洋服ボックスを開けた。
この中は、私の手作りの服たちが詰まっている。学生の頃に作ったもの。成人してから作った服は
日常で着ている。
私は着ない服、使わない物をとっておくのが嫌いだ。 モノにも命が宿っていると思っている。
使ってあげていないという事は、モノに『命を与えていない』ということ。 眠らせておくのは可哀想だ。
ということで・・・大昔から【記念】としてとっておいた『大昔の私の作品』を引っ張り出した。
パンドラの箱を開けたようなものである・・・。
すごい頑張って作った気持がよ~~く分かる作品たち。 コートを引っ張り出した。
こんな丁寧に仕事をしているんだ・・・こんな手の込んだ事していたんだなぁ・・・と、我ながら感心!!
ガキのくせに目は肥えていたので、「いい生地使ってやがるねぇ」なんて独り言を言ってみたりした(笑)
でも・・・なんか・・・ダサイです(笑) 形が野暮ったい。 まぁ、子供の頃だったし・・・
昔々、肩パッドがてんこ盛りの時代に作り、肩パッドを外してみたが、その分の肩幅を計算されて
作られているからどうにも形がおかしい。
それに若過ぎて、自分のキャラクターが完成されていなかったし、何色のどんな形が『私の存在』を
上手く引き立たせる事が出来るかなんて判らなかった。 だからこんなのを作ったわけだが(汗)
頑張った作品・・・今一度、生き返らせてあげられないかしら・・・・・
じゃあ、リフォームすればいいんでしょ! ・・・何年も前に同じことを言った記憶がある。
そしてこれをまたパンドラの箱に収めた記憶もある。 リフォームは作るのより難しいのだ~~(>o<;)
私の学生時代は○十年前・・・何をどうしていいかなんてすっかり忘れてる。
金にものを言わせて仕立て屋に持っていき、「ここをこうやって直してちょんまげ♪」 と言えば簡単である。
2週間もすれば希望通りのものが出来てくる。
しかし・・・精魂込めて作った自分の作品は・・・やはり・・・私がやってあげたい。
しかし・・・・・やり方が分からない・・・・・・・・・誰か・・・・・助けて・・・・・・・・・
誰か、私の横で「ここを外して、こうやってやるのよ」と口で説明して欲しい・・・あとは自分でやります。
あぁ・・・この冬、この子は変身できるのだろうか・・・10+〇年間も眠っていたこの子は生き返れるでしょうか?
皆さん・・・祈っててください。
この子が私の『癇癪』で切り刻まれたあげくゴミ箱に行かない様に・・・でも、また箱に戻るのかな。
今年こそは着てあげたい。。。〇十年ぶりに復活させてあげた~い。
頑張るぞーーー!!! \(^O^)/
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