ビジネスパーソンの資格といえばMBA(経営学修士)でした。

しかしながら、アメリカ企業ではMFA(美術学修士・Master of fine Art)を取得している人材が重宝されています。

理由として「新しい価値や意味を生み出す才能や力」があると認められているからです。

給料、待遇もMBAを持っているより、MFAを持っている人のほうが圧倒的に高くなってくる時代になっているのです。

たとえば、Jeremy Mannという画家の仕事は注目に値します。彼は、1979年オハイオ州クリーブランド生まれ、オハイオ大学で絵画を学び美術学修士を取得。企業・批評家・コレクターから注目を集め、2015年7月American Art collectorで表紙を飾りました。


芸術をやっていて心から良かったことがあります。それは、ジェレミー・マンのような秀才や天才達を意識しなが仕事ができる点です。
自然と私達も高められて、「美の追求者となれるところにあります。

Google、Facebook、Amazonなど、本社はアートだらけです。シンプルなウェブページのAmazonは楽天を圧倒しています。その陰には、MFA取得者の徹底したデザインのこだわりがあります。


なぜ、魅力的な商品を生み出せるのか?
要約すると、以下のようになります。

デザイン性・アート性を駆使して作り上げることができる。
●アート制作で必要な、「形状、細部、形、線、バランス」を現実的に再現する能力を生かせる。
「コンセプト作り」「デッサン力」「色彩論」「個性と客観」などについて訓練できている。
●売り上げに直結するスキルを持っている。

取得者が少ないMFA(美術学修士)は、狙い目の資格かもしれません。



絵を描くこのメリットは、たくさんあります。
好きな美術の延長線上にMFAがあり取得して、企業で活躍するのも良いでしょう。

また、これからAIの発展が益々人間の仕事領域に進出してきます。

絵画制作において養われる、「美的感受性」は知能知数や偏差値よりも重要となります。

例えば、デッサンで「美しい夕暮れ」の感動を描くことができます。

デッサンをして体感できることは、「自然界はすべて美しい」ということです。この当たり前の事を右脳で体感できるのです。

「美しいことは正しく、醜いことは間違っている」
ことが心から理解できます。


東大卒・教育系YouTuber数学講師の、のびるさんの言葉。
「世界は『微分』で記述され『積分』で読み解く」とおっしゃっていました。


その言を、画家の立場で言うと、
「世界は『デッサン』で記述され『美的感受性』で読み解く」となります。
なんて世界は美しいのだろうと思います。



参考文献/ビジネスの限界はアートで超えろ・増村岳史著・Discover

★★★★★日々の絵画教室から★★★★★★

Iさんの作品です。熊本城の鉛筆デッサンです。
美しいグレートーンの出し方を学びました。


Tさんの作品です。油彩で短時間で制作しました。タッチによる桜の表現を学びました。




Kさんの作品です。ゴッホの模写を通して、油彩の基本を学びました。



★★★★★提供メニュー★★★★★★

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