今日は2009年の拡大手術の時について。


2009年9/4手術当日。

普段は不眠とは縁遠いのですが、

手術前日は興奮してなかなか眠れず。

眠るのを諦めて本や夜景などを見ながら頭皮をモミモミ。


原発部位は頭部。

先生はQOLを考えて、できるだけ植皮しなくてすむような方法を考えてくれました。

もちろん、しっかり切除することが第一!

でも、手術してみないと可能は分からないが、

拡大切除以外の部分にも大きく頭を切って寄せることにより

つなげられる可能性があるとのことでした。

私の頭の皮は比較的柔らかく動くらしいので、さらに柔らかくなるよう

手術の日まで頭の皮膚を優しく揉んで頭皮をのばすようしてました。

(効果のほどは不明ですが、、、笑)


当日は、朝一番10時くらいからの手術。

部屋で手術着に着替えて、弾性ストッキングをはいて準備完了。

そのまま病室で家族と別れ元気なのに、車いすで運ばれる私。


コンタクトレンズをとると、1m先も危ういぼやけた視界のまま、

エレバーターで手術フロアに。

そこには、十数人の看護師さんとお医者さんが待機。

朝一番の手術だったため続々と患者さんが運ばれてくる。

到着を待っている先生のなかには屈伸したり、手首回したり

準備運動しながら待っている人も・・なんて体育会系え゛!

ドラマの中のような光景にとにかく感動キラキラ

お医者さんは頭脳労働だけでなく体力も必要なんて、

すごい・・と呑気納得。


車いすのまま膝に温めたシーツらしき布をのっけてもらい手術室へ。

その布の温かさに緊張がホワーンと癒されましたリラックマ

手術台にのぼり、寝たところで主治医登場。

前日に、他の患者さんの診察があるため、私の麻酔がかかる前に

会えるかわからないと言われていたのですが、

先生の顔が見れて嬉しすぎて、手をギューっと握りたくなる気持ちを自制して

横になりました。

点滴やら心電図(?)やらいろいろなものをペタペタはられたり

マスクつけられたり、だんだんと意識がなくなり・・。


手術は6時間超くらい。

頭部の拡大切除(皮膚移植なし)と左右の耳前のリンパ切除と左側のリンパ廓清。

ちなみに、ご参考までに下の図の青い部分のように大きく

頭を切って皮膚移植しないですみました。

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