今日も2009年の病気発覚当初について・・・


2009/8/1に切除したホクロの病理検査結果を

聞きに大学病院へ行った。

結果としては、「悪性黒色腫、メラノーマ、malignant melanoma」と書かれ

たメモを見せられた。



モックのブログ
(その時のメモは、今でもとってあります。整形外科の執刀してくた先生は

とても優しい先生だっため、文字の下の線がそれを物語って心配して

くれている気がして・・この先生から聞けて良かったなぁと今でも思います)



そして、先生からは、「この病名知っている?」と聞かれ、「はい」と答える。

「だったら分かると思うけど、とても悪性度の高いガンだから、

すぐに拡大切除と転移を調べる検査をしなければいけない」と言われた。


病名を聞いて、初めに思ったのは「ドラマだと家族一緒なのに、一人でも

ガン告知ってされるんだ~」と「28歳で、このタイミングはちょっと早い気が・・」ということ

母親やお祖父ちゃんがガンになっているので、私もいつかは・・なんて

漠然と考えることがあったけど、それはもっともっと後のことだと思っていた。



とりあえず、整形外科の先生にかかっていたため

すぐに皮膚科を受診し直して、転移を調べるために検査予約を入れて

病院を出た。


この日は、一人で病院に来ていた。

とりあえず、気持ちを整理するために駅の途中にある神社へ行った。

メラノーマがわかったことのショックより、

病気を家族に話さなければいけなこと、特に病気で父を亡くしている

母親に伝えるのが何より辛かった・・


長い石段を上り神社について、まずは旦那さんに電話で報告。

タイミング悪いことにその日は長野へ野球の合宿に参加するため

朝5時に東京を出ていた。

とりあえず、長野から東京にすぐ戻ってくれることになった。


その間に母親が心配して何度も着信をくれたが、話す勇気が持てず

電話に出れずじまい叫び


兄にも電話で報告。自分も実家に行くので、とりあえず実家に帰り

母親には直接話すように言われた。


まっすぐ実家に帰る気持ちになれず、大きな本屋さんへ行き悪性黒色腫について

調べまくった。

でも、悪性黒色腫を取り上げている本は少なく欲しい情報はほぼ得られないまま

実家へ向かった。


そして、帰ってきた旦那と一緒に、いっぱいいっぱいになりながら、

母へ病気を報告。

おもむろに席を立ち、台所へ行った母。

なんと缶ビールを3本持って帰ってきた(笑)

「飲まなきゃやってられないでしょう!」と笑い、これから頑張ろうと乾杯したアップ


母は、もしかしたら私以上に娘の病気を悲しんだのではないかと思う。

でも、暗くならずに明るい対応をしてくれたことに感謝ニコニコ


また文章長くなっちゃった汗