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アマチュアのコンサートの録画は、通常舞台全体が写る位置にカムコーダーを三脚で設置した画角の変化のない映像が一般的である。
コンサートなので音質が良ければと思うが YouTube などで公開も考えると映像もカッコイイにこしたことはない。
そこで OLYMPUS AIR をコンサート会場のいろんな場所に置いて、かんたんに撮影ができないだろうかと考えた。OLYMPUS AIR は小さく軽いのでいろんな場所に目立つことなく設置ができる。
OLYMPUS AIR は スマホと Wi-Fi で接続して撮影できるが、1台しか接続してコントロールすることができない。一方 Bluetooth(Smart) での接続とコントロールは複数台可能である。
そこで、Wi-Fi と Bluetooth 接続を利用して1台のスマホに複数台の OLYMPUS AIR を接続して撮影できるアプリを作成し実際にコンサートで試し撮りをしてみた。
(1)OLYMPUS AIR の会場への設置
コントロールするスマホからの距離が約5mになるよう OLYMPUS AIR を舞台の周りに配置する。今回は、1. 舞台正面 2. 舞台左前 3. 舞台右前 4. 舞台後左 5. 舞台後右の計5台で撮影を行う。
(2)OLYMPUS AIR のアプリへの接続
アプリの接続画面(接続タブ)で行う。
まず1台 OLYMPUS AIR と Wi-Fi 接続を行う。OLYMPUS AIR の電源をオンしてスマホと Wi-Fi 接続しておき、アプリの Wi-Fi 接続用のボタンをタップする。接続が完了したらボタンがアクティブになる。
2台目以降の OLYMPUS AIR との接続は Bluetooth(Smart) で行う。アプリの Bluetooth 接続用のボタンをタップする。Bluetooth 接続可能な OLYMPUS AIR を検知して一覧が表示されるので、接続したい OLYMPUS AIR を選択すると、OLYMPUS AIR の電源がオンされ登録、接続する。次回からは登録した OLYMPUS AIR と接続するボタンになる。
(3)OLYMPUS AIR の動画撮影設定
すべての OLYMPUS AIR との接続が完了すると、次に動画の撮影設定作業を行う。アプリの 撮影設定画面(撮影設定タブ)で行う。
この画面では Wi-Fi 接続した OLYMPUS AIR のライブビューが表示される。ライブビューを確認しながら、露出モード、絞り、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、ピクチャーモード、フォーカスモードの設定を行う。設定が完了したら反映ボタンをタップして、Bluetooth 接続した OLYMPUS AIR へ撮影設定を反映する。
(4)動画の録画
撮影設定が完了したので動画録画を行う。アプリの 録画画面(録画タブ)で行う。
この画面では Wi-Fi 接続した OLYMPUS AIR のライブビューが表示され、録画ボタンのタップで接続されているすべての OLYMPUS AIR の録画開始、終了を行う。
ちなみに、画面下に配置された接続中の OLYMPUS AIR の名前が表示されたボタンはスイッチング記録用のボタンである。録画中に、編集時に使いたい OLYMPUS AIR のボタンをタップするだけで、どの OLYMPUS AIR の録画を使いたいかをオーバーレイした動画をカメラロールに生成してくれるので、スイッチング編集時に役に立つ。
(5)録画結果
実際にコンサートで撮影した結果を編集したものをYouTubeにアップした。
舞台を左右から見た映像や、普段見ることのできない舞台後ろからの映像など、変化に富んだ面白い映像が残せた。
動画編集に関してもスイッチングの情報がオーバーレイされた動画を参考に複数の動画を繋げていったのでとても効率よく作業が行えた。
ただし、以下のようなうまくいかないケースがあった。
・録画開始されていない
・録画終了されていない
・撮影設定が反映されていない
うまく録れていなかったものは Bluetooth 接続でかつスマホでコントロールする位置から遠い位置に設置した OLYMPUS AIR によるものであったため、Bluetooth 通信がうまくいかないケースがあると想定される。Bluetooth のコントロールにリトライを入れるなど対策が必要と考えられる。
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そこで、Wi-Fi と Bluetooth 接続を利用して1台のスマホに複数台の OLYMPUS AIR を接続して撮影できるアプリを作成し実際にコンサートで試し撮りをしてみた。
AirMultiRec
(1)OLYMPUS AIR の会場への設置
コントロールするスマホからの距離が約5mになるよう OLYMPUS AIR を舞台の周りに配置する。今回は、1. 舞台正面 2. 舞台左前 3. 舞台右前 4. 舞台後左 5. 舞台後右の計5台で撮影を行う。
(2)OLYMPUS AIR のアプリへの接続
アプリの接続画面(接続タブ)で行う。
まず1台 OLYMPUS AIR と Wi-Fi 接続を行う。OLYMPUS AIR の電源をオンしてスマホと Wi-Fi 接続しておき、アプリの Wi-Fi 接続用のボタンをタップする。接続が完了したらボタンがアクティブになる。
2台目以降の OLYMPUS AIR との接続は Bluetooth(Smart) で行う。アプリの Bluetooth 接続用のボタンをタップする。Bluetooth 接続可能な OLYMPUS AIR を検知して一覧が表示されるので、接続したい OLYMPUS AIR を選択すると、OLYMPUS AIR の電源がオンされ登録、接続する。次回からは登録した OLYMPUS AIR と接続するボタンになる。
図 OLYMPUS AIR との接続画面
(3)OLYMPUS AIR の動画撮影設定
すべての OLYMPUS AIR との接続が完了すると、次に動画の撮影設定作業を行う。アプリの 撮影設定画面(撮影設定タブ)で行う。
この画面では Wi-Fi 接続した OLYMPUS AIR のライブビューが表示される。ライブビューを確認しながら、露出モード、絞り、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、ピクチャーモード、フォーカスモードの設定を行う。設定が完了したら反映ボタンをタップして、Bluetooth 接続した OLYMPUS AIR へ撮影設定を反映する。
図 撮影設定画面
(4)動画の録画
撮影設定が完了したので動画録画を行う。アプリの 録画画面(録画タブ)で行う。
この画面では Wi-Fi 接続した OLYMPUS AIR のライブビューが表示され、録画ボタンのタップで接続されているすべての OLYMPUS AIR の録画開始、終了を行う。
ちなみに、画面下に配置された接続中の OLYMPUS AIR の名前が表示されたボタンはスイッチング記録用のボタンである。録画中に、編集時に使いたい OLYMPUS AIR のボタンをタップするだけで、どの OLYMPUS AIR の録画を使いたいかをオーバーレイした動画をカメラロールに生成してくれるので、スイッチング編集時に役に立つ。
図 録画画面
(5)録画結果
実際にコンサートで撮影した結果を編集したものをYouTubeにアップした。
舞台を左右から見た映像や、普段見ることのできない舞台後ろからの映像など、変化に富んだ面白い映像が残せた。
動画編集に関してもスイッチングの情報がオーバーレイされた動画を参考に複数の動画を繋げていったのでとても効率よく作業が行えた。
ただし、以下のようなうまくいかないケースがあった。
・録画開始されていない
・録画終了されていない
・撮影設定が反映されていない
うまく録れていなかったものは Bluetooth 接続でかつスマホでコントロールする位置から遠い位置に設置した OLYMPUS AIR によるものであったため、Bluetooth 通信がうまくいかないケースがあると想定される。Bluetooth のコントロールにリトライを入れるなど対策が必要と考えられる。
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このアプリは以下メンバーで作成しています。
プログラマー:FJ
デザイナー:HRG
ディレクター:Joe298
録画テスト協力:AMN & IWK
演奏協力:Eccentric Ensemble Society, Trombone Quartet WHY?
8 Prince AIR Workshop
デザイナー:HRG
ディレクター:Joe298
録画テスト協力:AMN & IWK
演奏協力:Eccentric Ensemble Society, Trombone Quartet WHY?
8 Prince AIR Workshop