という番組
ま、ネットにUPされてた映像だけど見られた(^▽^;)
でも今回は直接に番組の話じゃなく
そこで取り上げられてた国会議事堂の話題の中で
普段は誰も入らない、国会議事堂８階の話を・・・
実はちょっと怖い話ですｗ
「キルマニア」の中では、国会議事堂は８階まであるけど
エレベーターは７階までしかなく、しかもそのエレベーターは
実際は４階までしか行かず、５階より上のボタン押しても
何の反応もなく行けなくなってる事
あと、８階は立ち入り禁止になってて、国会議員であっても
何故か特別な許可がない限り入れない事
ここまでは言ってたと思う
国会議事堂８階は事実上は「開かずの間」になってるんだよ
でもなんで開かずの間になってるのか、その詳しい理由と
かってここで起こったらしいある事件については触れてなかった
一度長澤まさみが主演の「都市伝説の女」というドラマでは
それっぽいエピソードもやってたけど、ちょっと脚色してあった
国会議事堂の８階はというのは、外から見ると
この赤い矢印の部分の事だ
この中は、広いホールになってて、その見かけから
ダンスホールと言われてるけど、実際はダンスホールではない
なんでダンスホールかと言われてるかというと、戦前は
華族制度というものがあって、日本でも伯爵とか侯爵とかいわゆる
「爵位」というものがあり、この爵位を持ってる人々は
選挙なしで、議員の資格を与えられ、今の参議院のかわりに
「貴族院」というのがあったんだ
参議院との違いは、任期が死ぬまでという事と解散がない事かな
この制度は、１９４７年(昭和２２年)まであった
で、華族というとその名の通り華やかな世界
国会での主導権は選挙で選ばれた衆議院議員にあるとしても
貴族院の爵位持ちたちとも付き合っていかないとダメだし
爵位持ちたちと知り合いだと、やっぱ「すげーな」と思われるわけだよ
そうなるためには、身だしなみは勿論、いろんなマナーなんかも
知っとかないといけないし、特に社交ダンスは必須だった
と言うわけで、その社交ダンスの練習のために使ったのが
８階の例の部屋だったわけだ
内部はこんな感じ
まあダンスホールと言われたら「そうかな」と思うたたずまい
中央のらせん階段は、一番てっぺんにある「展望室」につながってる
で、その事件と言うのはどういうものかと言うと
およそ、こんな話だ
終戦直後の１９４６年(昭和21)の事、ある女性・・・
(国会職員説と国会議員説がある)が
この８階のダンス練習場で、進駐軍のアメリカ人と知り合い
まあ、できちゃったという
※ここで進駐軍がダンスパーティーを開いてたという話もあるが
ダンスパーティーの事実はない
この女性、当時としては珍しいミニスカートを愛用
当時としては、ハイカラな人だったようだ
しかし進駐軍のアメリカ人は、そのうち本国に帰国し
この女性は捨てられてしまった
それを悲観して、この８階のダンス練習場から飛び降り自殺を
したらしい
以後、この８階の部屋からは夜中になると女性のすすり泣きが
してくるという噂がひろまり、ついにこの部屋は開かずの間に
なった
という話だ
しかし８階から飛び降りってのが、どういう状況かよくわからない
窓から飛び降りたのか、上の展望室につながるらせん階段なのか
それとも、８階の階段からなのか・・・
８階の吹き抜け部分は、長い階段になってるらしいけどね
高さから言えば、やっぱりこの展望室につながる
らせん階段の上かな？
そう考えたらなんか不気味な感じがするな(￣Д￣；；
チューリップ階段の心霊写真思い出したヽ((◎д◎ ))ゝ
ただこの自殺事件
戦後の混乱期だったせいか、どこ調べても事件の詳細は
ないんだよねえ・・・
やっぱ国会議事堂で自殺ってのが公にしたらマズかったのかもしれない
この話がウソか誠か、わかってるのは
今も国会議事堂の８階は開かずの間だという事だ