一概に、盗聴器と言っても、テレビで見るような黒いボックス型の如何にも発信器といわれる物だったり、コンセントタップ型を想像される方がほとんどだと思います。
しかし、実際に身近に起こる盗聴とは、すでに上記にあげたような時代遅れの盗聴器の利用は少なくなりつつあると感じています。
その代わり、最近は、iPhoneやスマートフォンを利用した盗聴行為が増えつつあります。
なぜなら、盗聴とは、電波で飛ばすイメージがありますが、
その電波とは、通常100~500メートルほどしか飛びません。
専用の受信機で、受信をするにも、その対象箇所の付近にいなければならないと言うことです。
しかし、よく考えると、盗聴犯とは、被害者に近い人物による行為であることが多いため、電波で飛ばす必要もありません。
その為、電波で飛ばすタイプの盗聴器を使うよりも、手軽に、そして自然で気がつかれにくい、iPhoneやスマホの録音機能を使った盗聴が増えつつあるのです。
あなたの身近においてあるスマホ。
もしかしたら録音機能が動いていませんか?
会話が筒抜けになっているかもしれません。