探偵という職業から、常に気になるのは、新商品のカメラ。
証拠を撮るという意味では、カメラなしでは、不可能です。
しかし、探偵というとカメラ=一眼レフカメラでバシバシ
そんな光景を浮かべる方は少なくありませんよね。
僕の元へ相談に訪れた方に、ご報告書のサンプルをお見せしますが、その際、『どうすれば、こんな写真撮れるんですか?』とか、『バレずに、撮れるものですか?』と、皆さん仰ります。
でも、よーく考えてみてください。
例えば、ラブホテルの受付や、パネル操作をしているようなシチュエーション。
その時に、後ろから一眼レフカメラで、撮影している人がいたら、おかしいですよね?
と、言うか、一発でばれます。警戒されてしまいます。
結局のところ、“何を使うか”ではなく、“どう使うか”なのです。
現代では、誰もがカメラを持ち歩いています。
そう、ケータイやスマホですね。
でも、カメラ、カメラと固執してしまうと、見過ごしてしまいます。
また、ここぞと言うときに、撮影しようと思っても、なかなかカメラ機能を使いこなせない、そんな事もあるでしょう。
なので、“どう使うか”の前には、使いこなせるだけの、訓練・練習が必要になります。最近は、分厚い取扱説明書がついた機器はすくなくなりましたが、昔の僕は、その説明書をお風呂で1時間、熟読する、それが趣味でした。
今や、僕も含めてスタッフは、iPhone1台で調査をしなくてはいけない事態となっても、こなせる自信があります。
とは言っても、プライベートの時も、いつ現場に出動するか分からないので、カメラは最低5台装備して向かいます。
なので、先日の日曜日も息子と一緒に、自転車で公園に出かけていても、
こんな感じです
↓
自転車のハンドルにバッチリ固定、疾走感のある映像が撮れるSONYのAS30V
そして、手元でワイヤレス操作が可能なライブビューリモコン
おまけに見たままの映像が撮れるサングラス型ビデオカメラ
これが日常です。
プロとして、
夜間には暗視。
雨の日には防滴、防水。
長期時間の調査は、大型バッテリー。
念には念を入れることで、どんな事態に遭遇しても、乗り越えていきます。