書きたかったことが沢山あったのに、毎日があっという間に過ぎてしまった。



まずは、面接の結果から...


「結果は1週間ほどでお知らせします。」 と、言われていたけど、電話が来たら「採用」だろうし、封筒だったら「不採用」だろう。採用だったら、もろもろの打ち合わせがあるだろうから、電話で連絡が来るだろう。不採用だったら、電話より書面にした方がいいだろう。


「1週間」と言われて、その日までに連絡が来ないなら、ダメだろう。



それにしても、この待っている間の精神的な状態はあまりいいものではないな...待つのって辛いものだ。




そして、約束の「1週間」がきたけど、連絡はなかった...「やりたい!」と思った仕事だったから、正直がっかりした。私には経験がない職種だったし、コネもなかった。でも、それ以外の部分では、他の人にはない部分もある。



10日目になったとき、しびれを切らして電話をしてみることにした。担当者が不在で、連絡を取ることはできなかったけど、その日の午後、1通の封筒が届いた。



封筒の厚さでわかる。送り返された履歴書だろう...



中には、丁寧な文章が添えてあった。まぁ、よくある断りの文章だ。私も事業をしていたときに面接した人に、同じような文章を送ったことがあった。




ちょうど、彼が帰ってきていたから、結果を伝えた。


「そっかぁ~、残念だったね...」 と、それ以上は何も言わなかった。彼も賛成してくれた仕事だっただけに、ショックは大きかった。



「私みたいのは、使いづらいと思うから...また、何か探さなきゃね。」 



そんなことがあって、先週は少し落ち込んでいた。





数日後、自分のことを考えてみた。


私は気が強いし、かなり個性的だ。誰とでも仲良くできるけど、深く付き合わない。私のことを強烈に気に入ってくれる人もいるけど、その反対も多いだろう。トランプのカードに例えると、「ジョーカー」だろう。





私はよくこう言われる。


「葵って何でもできるよね。」


何でもできるということは、何も極めていないということだろう。


こういうのって「器用貧乏」って言うんだろうな。





それでも、私は自分自身のことを、存在感があって灰汁の強いジョーカーでありたいと願っているのだと思う。