スプリングコンサート | ヴァージニア日記 ~初体験オジサンの日常~

スプリングコンサート

昨日は、International Women's Group主催のスプリングコンサートの本番!


会場は、Meadows Presbyterian Churchという長老派(英国のカルヴァン派をそう呼ぶ)

の教会である。

木曜日は隔週でInternatinal Women's Groupのミーティングの日なのだが、

この日は「コンサート目当て」にいつもとは比べものにならないぐらい

人が集まったようで、想像していたより聴衆が多いのにビックリ! (→緊張。。。)


サンスクリット詠唱  フルートソナタ

木管五重奏  ピアノ五重奏

プログラムは、


最初が、Rosalika Kieslerさん(ドイツ人の夫をもったインド女性)によるサンスクリット語の詠唱

                                                 (写真上左)

Rosalikaさんの隣に日本人らしき男性があいの手を入れているのが写っているが、

これは経済学者で、ジャズギタリストとしても活躍しているSN先生(後述)。

会場に(私のピアノを)聴きにきていたところ、聴衆から「公募」した詠唱のあいの手(リズム楽器)

の演奏を引き受けてくださり、こうやって舞台にも立つことに。


次に、ナンシーさんのフルートとユミコさんのピアノで2曲(写真左右)。

川崎優(有名な作曲家で後述K氏のお父様)の、祈りの曲第5番「朝の祈り」

およびプーランクのフルートソナタ(私の大好きな曲の一つ)の第1楽章。


続いて、モンティチェロ・クィンテット(メンバーは、クリスマスコンサートの記事 参照)

によるビゼーの「カルメン」組曲からの抜粋(写真下左)。


そして、最後が私たちによるモーツァルトのピアノと管楽のための五重奏曲(全曲)

である(写真下右)。


コンサートにはつきものの(?)演奏中のちょっとしたアクシデントはあったものの、

演奏はとても評判がよかったので、嬉しいの一言。


下左の写真でビデオカメラを構えている男性が写っているが、この人、

このブログたびたびご登場いただいている(またもや記録更新)K氏である。


そのK氏が撮った私たちの演奏の一部(ピアノ五重奏曲の第3楽章の冒頭2分弱)

YouTubeにアップされているので、よろしければお聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=CQdt760UvJ4



たまたま、この日は、

BE研(バイオテクノロジー研究会)という私も参加している研究会のメンバー3人が

アメリカに調査旅行に来ており、私のボスであるチルドレス先生がホストを引き受けて

くださった関係で、シャーロッツビルに滞在中であったため、そろって演奏会を聴きに

きてくださった。



日本からのご一行

左から、経済学者のSNさん(サンスクリット詠唱の助っ人をしていただいた方)。

同じく経済学者のSさん(前にブログに書いた、私と同じ誕生日 で、干支も血液型も

一緒という「S先生」とは彼のことである)。

一番右が脳科学者で医療社会学の分野でも活躍しているMさん。


別にこのコンサートの日に合わせて、こうした私の研究仲間がアメリカ出張の日を

決めたわけではないので、こういうのもまたまた確率の低い遭遇としか

言いようがない。


(3.2.後記)

FK大学のSN先生のブログにも、私たちのコンサートのことが書かれています。

http://blogs.dion.ne.jp/dakine/archives/5184350.html#more

【問題】

この上の方の写真で、ピアノを弾く私が(他の写真と違って)上着を着ている

のはなぜでしょう?



(さらに後記)

教会で弾いたピアノはPetroffという見たことも聞いたこともないメーカーのもの

だったのですが、なかなか良い音のするピアノでした。

ペトロフという名前から最初ロシア製かと思っていたのですが、長年、日本の

わが家のピアノを調律していただいている調律師のOさんからのメールで、

「チェコ製」だということがわかりました。日本にも輸入されており、質のわりに

値段が安いので徐々に人気が出つつあるようです。

http://www.pianoplaza.tv/column3/petrof.htm