厳寒のワシントン1泊旅行 | ヴァージニア日記 ~初体験オジサンの日常~

厳寒のワシントン1泊旅行

月曜日(12日)~火曜日(13日)にかけて、

夫婦でワシントンDCへ1泊2日の小旅行をしてきました。


行きにはデジカメを忘れたり(そのため、写真がほとんどありません・・・)、

帰りには、列車が2時間遅れた上に、雪と寒さでシャーロッツビル駅に駐めてあった

車が出せず(結局、40分以上タクシーを待つハメに)、家に着いたら深夜0時前・・・

とハプニング続きであったが、これも「いい思い出のうち」ということで。


今回の主目的は、美術館・博物館めぐり!

前回(11月)に行ったときは、私も学会があったし、美術館の規模も把握しそこねて

いたので、ナショナルギャラリーの西館の一部を見ただけで文字通りギブアップして

しまったが、今回はちゃんと計画を練ってから出かけた。


第1日目は国立アメリカ・インディアン(ネイティヴ・アメリカン)博物館へ。

お昼前、私たち夫婦揃ってのブログ友達であるキンツマさん と感動の初対面!

3人で、博物館のカフェに行き、アメリカ・インディアンの伝統料理でランチ!


Native Americanの伝統料理  左がキンツマさんのデジカメをお借りして

 1枚だけ撮った私のプレートの写真。

 お肉はバッファローのステーキ。

 あとは大盛りの豆とポテト、ネイティヴ・アメ

 リカン風のチリビーンズ。

 

 おすすめは(写真には写っていないが)

 女房が食べた黒いお米(ワイルドライス)

 のサラダかな。




キンツマさんは、愛読しているブログで想像していた通りの方で、

「はじめて会った人」という気がまったくせず、

長年の友人と久しぶりに再会した という感じ。

3人で楽しくおしゃべりしていると、2時間がアッという間でした。


午後は、アメリカ・インディアン博物館の見学。

うーん、情報量が多すぎて、展示の方向性が拡散してしまっている感じ。。。

一番大切な情報、つまり「その展示が何族についてのもので、その部族が

北アメリカのどこに住んでいる(いた)のか」ということがパッと目に飛び込んで

来ないのが難。


翌日は、午前中にナショナル・ギャラリー西館で前回(11月)見残した部分

を観賞。午後は、東館(20世紀美術・現代美術)に。


展示作品自体の充実度はもちろんどこもすばらしいのだが、

一番落ち着いて見られるのはナショナル・ギャラリーの東館。

現代美術には巨大な作品も多いので、空間に余裕をとってあるせいだろうと

思う。改めて、「美術作品を展示するとはどういうことか?」について考え

させられるところがある。



最後はグルメ編。

月曜日の夜に行った、デュポンサークルのBistrot Du Coin

は大変おすすめ。

http://www.bistrotducoin.com/


Bistrot Du Coin

上の写真ではわからないと思うが、店内は相当広く、天井も高いので、

フレンチビストロというよりは、浅草のビアホール(?)のような感じ。


サービスはカジュアルで値段も安いが、料理はきちんとしたフレンチ。

フォアグラの焼き具合も、オニオングラタンの甘さも、ウサギのシチューの

濃厚さも、それぞれ最高だった。

ワインも各地方ごとに安めで質の良いものを揃えてあるので、

小腹が空いたときに気軽にフラッと入って、「グラスワインと1品」、

みたいな使い方もできる店かも。