みなさんよいお年を!
もう日本は大晦日になっているが、こちらは30日の夜。
TVをつけると、4日前に亡くなったジェラルド・フォード元大統領一色である。
日本ではどのくらいの扱いなのか知らないが、こちらでの様子を見ると、改めて
アメリカの大統領というものが、単に一大国の政治的リーダーというのをはるかに
超えた象徴的存在であるという当たり前のことを再認識させられる。
今日(30日)は遺体が南カリフォルニアからワシントンDCに運ばれ、
連邦議会議事堂の中に安置されるまでのイベント中継。
(ほぼ2日半の間遺体はここに置かれ、年明け2日にワシントン大聖堂で国葬が営まれる)
フォード元大統領というと、
副大統領になったのも、大統領になったのも、いわゆるタナボタ式(いずれも前任者が汚職
のために辞任したことによるもの)で、2年半の任期の後にジミー・カーターに敗れたため、
「選挙では一度も勝ったことがない大統領」として、あまりパッとしたイメージが浮かばない
のであるが、93歳まで生きたというのは、歴代大統領の最長寿記録だそうである。
てなわけで、フセイン元イラク大統領の処刑、フォード元大統領の死去と
この年末は、アメリカでは記憶に残るものになるだろう。
ふり返って、
私はと言えば・・・・
今年は、日本で約8ヶ月、アメリカで約4ヶ月を過ごしたわけだが、
アメリカでの4ヶ月があっという間に過ぎ去ったにもかかわらず、その前の日本での
8ヶ月は、なにか遠いとお~い昔のことのようで、不思議な気分である。
おとといは、私のホスト・プロフェッサー(実践倫理研究所所長)である
チルドレス先生ご夫妻がディナーに招いてくださり、シャーロッツビルに10月に
オープンした高級日本食レストランT(高いのでとても自腹では行けない・・・)
にて暖かくもてなしていただいた。
ちなみに、このレストランの寿司部門の料理長は、私たちが到着2日目に
違法駐車で車をレッカー移動されて途方に暮れていた際に助けていただいた
TAさんである。
ほんとうにいろんな人に助けられ、元気づけていただいて
こうやって無事に年が越せるのだなあ・・・と
改めて感謝の気持ちで一杯だ。
明日(31日)の夕方はダウンタウンで大晦日のイベント(屋台、花火、ショーなど)
があるので、出かけてみようと思う。
しかし、そのころには、日本はもう新年になっているので、
とりあえずこれにて、今年の「ブログ納め」とさせていただきます。
当ブログをご愛読くださった皆さん、どうもありがとうございました!
来年もがんばって書き続けますので、どうぞよろしく。
それでは みなさん、よいお年を!