安倍晋三よ貴方は悪くない | 如何なる日の本に

安倍晋三よ貴方は悪くない

「終わりよければ全て良し」という言葉がある。

これは逆もまた真なりで「終わり悪しければ全て悪し」ともいえる。

なに、安倍前総理のことである。

しかし、終わりが良ければ全て良く見えるのと同じように、

終わりが悪ければ全て悪いように見えるだけで、本質的にその通りである道理は無い。

彼は在任中それなりによくやった。


・北朝鮮経済制裁
・朝鮮総連圧力
・防衛省昇格                     
・サウジ等中東関係強化犯罪収益移転防止法(マネーロンダリング) 
・教育基本法改正
・教員免許更新制度      
・少年法改正厳罰化

 等々

とりわけ防衛庁の省昇格と教育基本法改正はそれだけでも十分に評価されるべき業績である。

閣僚の不祥事が続いたが本来彼の責任ではない。

参院選で負けた要因も年金問題であるとするならば大悪は社会保険庁で、その労組とつるんでいる民主党こそ批判されるべきであろう。

だが、批判の矛先は首相に向けられた。つくづく運の悪い人だ。

対応が悪かったという謗りはまぬかれないだろうが、それでも私は安倍晋三が悪かったとは思わない。

本当に悪かったのはやめ方で、それを以ってすべてが悪と判断されてしまった。

譬えるなら十のうち一つか二つ悪かったようなものだ。


反日マスコミは始終安倍辞めろと云っていたのだから素直に喜べばいいものを。

顰め面をしていて腹の中では大笑いしているに違いない。

国民はいい加減にマスコミに踊らされていることに気づくがいい。

いま、マスコミ以上に大笑いしている者がいる。

私には金正日の高笑いが聴こえる。

明日から福田康夫のお手並みをとくと拝見したいものだ。


今日、会見を開いた安倍前総理は今にも死にそうな顔をしていた。

まったく見ていてこちらの心が痛んだ。

誰も彼を労わってやる人はいないから、せめて同姓の私くらいは労わってあげたい。

本当にお疲れ様でした。

きっと、日本はまたどうしようもないことになりますから、再び時代が貴方を必要とする日が来るでしょう。

その時までどうか気をしっかりもって頑張ってください。