再び核武装のこと | 如何なる日の本に

再び核武装のこと

朝日新聞が社説に

「米国の「核の傘」に頼らず独自に核武装した方が安全ではないかという考えは、 あまりに視野が狭い。 」

「この地球上に核を増やすのではなく、なくす方向で世界と自分自身の安全を考える。それが日本の役割であることを忘れてはならない。」

と書いていた。

朝日新聞は戦前は神国日本といって戦争を煽り、戦後は親ソ親中になって文化大革命を絶賛した。

転向したのではない。一貫して、時局に迎合しているだけだ。

あの新聞の体質は今も昔も変わらない。

国際社会の常識が見えず、いや、知っていても見て見ぬふりをして

平和の念仏を唱えるだけで平和が達成できると信じている新聞に視野が狭いなど言われたくない。

しかも、日本の役割は核を無くすことだと言う。

核の傘の下に居るくせに何を言う。

安保を破棄してから言え。

そもそも、国際社会でおよそ発言権の無い日本に核を無くす役割が担えるはずが無い。

これを夜郎自大というのである。


出来てしまったものは出来ない昔に戻れないのだから、核も決してなくならない。

我々がやらねばならぬことは無くならない核といかに付き合ってゆくかを考えることだけだ。

今、日本に核は必ずしも要らない。

というより、持つことが出来ない。

日本が核武装して誰が困るか。

アメリカが困るのである。

日本の核武装に最も反対するのはアメリカだろう。

なぜなら、自国の植民地が独立をするとマズイからである。

日本はアメリカの植民地ではないと反論する人に問う。

なぜ、我が国の領土に他国の軍隊が常時駐屯しているのか。


我が国が本気で核武装したいと思うのなら、

アメリカと仲たがいをする覚悟と自国の安全を自国民で護るという覚悟が必要である。

そんな覚悟を持った日本人をついぞ見たことが無い。

六十年間も奴隷としてくらしていたら、もう、奴隷をやめることを出来なくなっている。

案外それで居心地がいいと思っている。

みな鼓腹撃壌で不満は無い。

日本はもうずっと独立できないかも知れない。

やはり、大日本帝国は昭和二十年に滅びたのだ。

こんどは日本民族が滅びる番である。


朝日新聞はそこまで考えていない。

ただ、中国朝鮮に気を使って核武装に反対しているだけである。

いや、世界の孤児になって経済に深刻な影響を与えるからだ、という。

それも、結局、独立よりお腹が膨れることが大切だと思っているからだ。

それは私も思っているから朝日ばかりを責められない。

しかし、朝日が経済を持ち出すのは方便だと私はにらんでる。

彼ら(朝日新聞)は日本人ではないので日本人が核を持つことが気に食わない。

彼らは日本人が核を持ったらろくなことが起きないと思っている。またぞろ戦争を始めると思っている。

俗に「気違いに刃物」というが、日本人はみな気違いか。