こんにちは、金本です。
いつもお読み下さり、誠にありがとうございます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101206-00000565-san-soci
今年も日本の自殺者が3万人を超える事が確実になってきたようです。
こんなニュースを見ると心が痛くなります。
自殺をされた方には精神的に追い詰められて、うつ病などを患い
自殺してしまった方も多くいらっしゃると思います。
今回は、うつ病時の精神と健常時の精神について
お伝えします。
アスファルトの隙間から懸命に生きる雑草や
雨の中、懸命にエサを追い求める動物を見ましても、
生命の本質は生きたいはずであり、本質から見ますと
自殺する事はおかしい行為のはずです。
しかし、私もうつ病の時はこんなに辛い思いをするなら
死んだ方がマシかなと思った事もありました。
現在は、世のため人のために尽くすことこそ、
人間として最高の行為であると思っております。
世のため人のために尽くすなどと言うと
「この偽善者が」と思うかもしれません。
実は、私もうつ病を患っていた時は
きれいごとを言う人を
「この偽善者が」と思った事もありました。
モチロン、現在はそう思いません。
同じ人間なのに精神状態が違いますよね。
この精神状態をマズローの五段階に当てはめてみましょう。
「マズローの五段階欲求」は有名で偉大なアイデアです。
ここでは、簡単にご説明しますね。
内容は
一段階 １、生存・生理的欲求
二段階 ２、安全・安定の欲求
三段階 ３、社会的な欲求
四段階 ４、自己・自我の欲求
五段階 ５、貢献・自己実現の欲求
１、生存・生理的欲求とは
生きていくために最低限の欲求です。
この欲求が満たされていないと、他の欲求の事は
考える事ができません。
例えば、
砂漠にいて３日間も水を飲んでいない人は水が欲しいし
海でおぼれている人は、空気が欲しいのです。
うつ病で寝たきりになっている方は健康が欲しいのです。
２、安全・安定の欲求とは
生存・生理的欲求が満たされると人は
「安心」や「安全」を求めます。
うつ病の寝たきり状態から回復すると
安全に生きたい、安定した生活がしたい。
に考えがシフトします。
３、社会的な欲求とは
安全・安定の欲求が満たされると人は
社会的な立場などを意識します。
「元気になったからいいよね」
「眠れるようになったからいいよね」
から
「いい職につきたい」「いい会社に勤めたい」
「こんな所に住みたい」などにシフトします。
４、自己・自我の欲求とは
社会的な欲求が見たされると人は
自分らしさを求めます。
「私らしさを出したい」「私の使命とは」
などを考える様になると思います。
５、貢献・自己実現の欲求とは
自己・自我の欲求を満たされると人は
リーダーシップをとり、社会に貢献したいと思う様になります。
＊六段階目には「自己超越」の段階がありますが
ここでは割愛させて頂きます。
現在、うつ病で寝たきりの方は
一段階１、生存・生理的欲求かもしれません。
しかし、その状態は悪い事ではありません。
☆うつ病の方はこの様な段階を踏み、ステップアップをすると考えて
物事を考えてみて下さい。
うつ病
↓
回復期
↓
態勢を整える
↓
パートタイムなど短い時間から働く
↓
フルタイムで働く
↓
世に貢献する
もし、現在「死にたい」と思っておられる方が
いらっしゃいましたら体をいい状態に態勢を整えましょう。
今日はは、うつ病時の精神と健常時の精神について
お伝えしました。
あなたのうつ病改善のお役立て下さいね。