日中はとても暖かく少し動くと汗ばむ季節となりました
さて、3月も終わりに近づいてきましたが、先週の3月24日~30日(本日)にデザイン墓石の基礎工事をしてきました。
デザイン墓石は下記の横広のデザインで地上納骨式になっております
地上納骨の上のオリジナルのデザイン墓石【和】は愛媛県産の大島石(山崎)で現在作成中です
3月24日 着工前
墓石基礎工事の為、床掘
床掘が完了したら、白御影石製の納骨室を据付
弊社ではコンクリート製の納骨室ではなく、石製で納骨室は作成します。
墓石の型枠を設置し、タコで入念に締め固める
墓石のコンクリート基礎厚は約110mmとなっております。
異形棒鋼のD-10を使用
鉄筋を結束線で結束する
墓石基礎工事は鉄筋コンクリート
宇津見石材店では2級土木施工管理技士が責任をもって基礎工事をするため、頑丈な墓石の基礎工事ができます
墓石の基礎はとても大切な工事です。
石はとても重たく、墓石が建つとずっと支える基礎になります。
仕上げ高より10mm下げてコテで仕上げる(天端レベラーを施工するため)
コンクリート打設後はシートを掛けて養生をする
天端レベラーをしハンドミキサーを使用し入念に混ぜる
天端レベラーを打設する
天端レベラー、打設完了
打設後は速やかにシートを掛けて養生をする。
いくら良いコンクリートを打設しても養生が上手くできていないとひび割れや強度が弱くなります。
残念な事に多くの石材店では現在でも、まだまだ墓石の基礎工事をしなかったり、異形棒鋼(鉄筋)やワイヤーメッシュを入れずにコンクリート基礎をする業者も沢山います。
なぜなら、多くの石材店で国家資格である土木施工管理技士が居ません
そのため、基礎工事、コンクリートに対する専門知識などがありません
墓石の展示場だけあり墓石は販売し、墓石の加工は別業者、施工、据付はまた別の業者など・・・。
その他たくさんの形態の石材店がありますが、墓石を建てられる事をこれからご検討されている方は色々な石材店に実際に行って石の種類やお墓の説明を沢山、聞かれると思います。
その時に基礎工事についてもしっかりと聞いてみてください
●どのような基礎をされてますか
●鉄筋は入った基礎ですか
●セメントも品質の良い安心できる規格の通った普通ポルトランドセメントを使っているか
など、しっかりと聞いてみてください。
普通ポルトランドセメントでもJIS相当品などがあります。
JIS規格ではないポルトランドセメントは安心できません。
そのJIS相当品の普通ポルトランドセメントで基礎工事をしている石材業者も沢山あります。
宇津見石材店ではJIS規格品の普通ポルトランドセメントを使用し基礎工事をしておりますのご安心ください。
また、弊社に来店してくださったお客様に基礎工事の施工事例の写真等を見ていただくと
「家の基礎工事と一緒の様な事をするんですね。」 「ここまでしてくれるんですね。」
など、とてもビックリされます。しかし、ここまでの基礎工事をしないと安心して墓石をお客様にお引渡しできません。
そもそもコンクリートに鉄筋を入れないとどうなるでしょうか
コンクリートは圧縮の力には強いです。
しかし、ひっ張りの力には弱いです。
その引っ張りの力を補うために鉄筋を入れて頑丈な鉄筋コンクリートにするのです。
宇津見石材店ではこれからも墓石基礎工事にも力を入れて頑丈な基礎工事に努めてまいります
墓石の基礎工事もこれで完成したので、引き続き、オリジナルデザイン墓石【和】を作成していきます。
樹相