つづき。


お気に入りシーン抜粋。

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杉本さんの妄想の中。


岩田「お前が持ってるもので、触れなくて見えないもの、俺にくれよ」
杉本「……心ですか?心ならもう…」

岩田「違う!」
杉本「…じゃあ時間?時間だって…」
岩田「違うよ!俺がほしいのは、おならだよ!おならしろよ!」
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岩田さんの「彼女のおならが好き」発言が間違った方向で伝わってしまった結果の妄想でした。


この後、水戸さんをなぐさめるためにみんなで順番におならをしよう!って場面で、

岩田「お前早くおならしろよ!」

杉本「…なんか、夢かなっちゃった?」

って時の嬉しそうな顔してるとこも好き。かわいいなぁ。 


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岩田さんが死別した恋人を今でも愛してるという話を聞いて、杉本さん「そんなの誰も太刀打ちできない、世界一のカップルじゃないですか…」


それを聞いて黙ってしまった高崎さん。

しばらくたってから突然ひとこと。
「……彼女を殺すか!」
なぜそうなった。


高崎「だってそうしたら世界一のカップルになれるし、おならもしなくなるし…」
大河「ダメですよ、世界一どころかビリになっちゃいますよ…」
高崎「ビリにはなりませんよー、おおかわさんたちがいますもん!」
大河「俺ら殺人カップルより下かよ!」

高崎さん迷いが無さすぎる。ある意味最高にピュアな人。


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恵美と大河が付き合ってることが耕一にバレたシーン。

どーにもならなくなって開き直るおおかわ。


大河「親友として言うけどさ、親友に彼女できたら普通嬉しいだろ?何怒ってんの!?」
耕一「じゃあ親友として言うけど、妹に彼氏ができた、そいつは仕事も続かないしコンパ行ったりふらふらしてばっかりいる。そんなの怒って当然だろ!」
恵美 「・・・!おおかわさんの彼女として聞きますけど、コンパ行ってるって本当ですか!?」
耕一 「おおかわの親友として言うけど、しつこく誘われて迷惑してます!」

大河 「おおかわとして言いますけどぉぉお…!」

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すごいリズミカルなのと、最後の大河の必死さにばくしょう。


この後の竹内さんの激怒してる姿もグッときた。

「お前がフラフラふざけてるのは勝手だけど、一人でやってろよ!えみの人生までふざけさす気か!」
カッコいい・・・こんなおにいちゃんが私もほしい・・・


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付き合ってるのがバレて恵美が家を出て行った数日後、「親友として聞いてくれ」と耕一のところにやってきた大河。


「俺、実は彼女がいるんだけど、その彼女が俺のせいで家族と喧嘩になって家飛び出しちゃってさ。

なんかそういうのって重いってゆーか・・・急に冷めちゃってさ。もう別れようと思うんだよね」

「…ふざけんなよ!」

「ふざけてるよ。そういうヤツなんだよ俺は。

でも、彼女は俺のせいで家族と喧嘩したんだからさ、俺と別れれば家族は彼女のこと許してくれるよな?」


ここで私の涙腺崩壊。

大河がほんっとに適当そうに、軽いノリで喋ってるのが逆にきた。

「もう全然好きじゃなくなった」とか言ってるのに、家の前で車の事故の音がしたら、「えみちゃん!?」って誰より先に飛び出していくんだよ・・・!(事故ったのは恵美ではなかったんだけどね)


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着替えを取りに家に戻ってきた恵美に耕一が語りかけるシーン。


「お前が生まれる少し前にさ・・・その頃、俺サンタさん信じてたのに、友達に「サンタなんていない」って言われて、すげえ悲しくて、泣いて帰ってきて・・・」

「でもさ、25日の深夜になってお前が生まれてさ。眠い目こすって病院に行ったら、お前、俺の顔見て笑うんだよ。それ見てさ、サンタクロースいるじゃねーかって。最高のプレゼントだよって大はしゃぎしてさ。」


ここもう全部いい・・・笑えるところもあって。すぐ『家庭の医学』を読む耕一お兄ちゃんww


ただね、前楽の時このシーンでずーっと咳き込んでる方がいてさ・・・その時は、まあ咳は仕方ないよね・・・って思ってたんだけどさ。

なんと千秋楽の同じ場面でもこれまたずーっと咳き込んでる方が。もうちょっと笑ってしまった。

もう家庭の医学読むしかないね。


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大河と恵美のシーンはもう全部楽しい。ぜっこうちょうでにまにましました。

日替わりでアドリブネタが入るシーンもあったんだけど、毎回もれなくダメすぎて\^p^/


二人でご飯食べて家に帰ってきて。

真っ暗な部屋で「あれー?暗いよー。えみちゃんどこー?えみちゃんいないよー(電気が付く)・・・居たぁ♪」

あああ、可愛いと思ってしまった自分に腹が立つ!笑


1年前(だよね?)のクリスマスのシーン。

「クリスマスだし、えみちゃんのバースディイブだし・・・」

予約してあるんだというけど、食券買うようなとことかファミレスとかろくでもない。

しかもそこでご飯食べる金すらない大河。

仕方ないので恵美が払うと言うんだけど、「ご飯代と別に2万借りても・・・」 「1万はとりあえず競艇用に銀行へ・・・」 と、公演を重ねるごとに増していくクズ度(T∀T)見てられない!

千秋楽になると、もう笑いよりちょっと引いてる人のが多かったような。笑


恵美が「いつお兄ちゃんに言うの?」と詰め寄るとこ。

なかなか煮え切らない大河からどんどん離れて言って、前楽では完全に袖に引っ込んじゃう恵美。笑
「えみちゃぁぁん、見捨てないでよおぉ!!」wwダメだこいつ・・・


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全体的に音楽がよすぎた。

特に登場人物紹介の時にかかってた曲が好きで好きで。

最初は単になんかいい曲~と思っただけだったけど、二回目で歌詞に気づいて、三回目にはこれだけで泣けそうな勢いだった。
神シンクロすぎる…!


特にサビのところの
『昔みた夢の形とは違うけど』みたいな歌詞のとこでで恵美(おおかわに向かってぷいっ)。
『目の前のこの道もそんなに悪いもんじゃないだろ』でおおかわ(ぷいってされてしょぼーん)。
『自分信じて勇気だすの待ってる、春の訪れのように』みたいな歌詞でペアチケット握りしめた耕一兄ちゃん。

うわわ、好きだぁ。(歌詞は全てニュアンスです)

これなんて曲か知りたいなぁ・・・。

出だしの歌詞が『与えられた命が~』で、雰囲気としてはアジカンとレミオロメンの間くらいの感じ?なんですが(わかんねーよ)お心当たりの方はご一報。


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以上。

かなり読みづらいと思うんですが、すごくグッときたお芝居だったので、必死でつらつら書いてみました。



前編は、大晦日に手伝いにきてくれた戸田さんと耕一が二人で店を片付けてるシーンで終了。

そこにかかってきた岩田からの電話。「岩田さん、どうしたんですか!?」


岩田になにがあったのか?
耕一の恋の行方は?あの人っていったい誰なの??
前編で兎死んじゃったんだけど、無事に新年はやってくるのか!?
おおかわの仕事は決まるのか!!?笑

謎が謎を呼ぶ物語は、新春公演『寅の微笑み、兎飛ぶ~地に足なんてつけてたまるか~』へ続く!
(おおかわお前は地に足つけろ)

 


予告っぽく書いてみました。笑

後編は今から見にいってくるのです!楽しみすぎるー

後編は仕事休みでもしない限り今日の1回しか見れないので、全身全霊で集中して見てきます。