新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年の抱負的なものが全く浮かばないので、年末見に行ったお芝居の感想で代えさせていただきたいと思います。
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注意。
よしもとの芝居小屋、神保町花月の公演についてです。よしもと若手芸人に興味ない人には意味不明かも。
ネタバレです。
超々長文です。ほんっとに長いです。
台詞とかはニュアンスです(言い回しとか全然違う場合あり)
一部登場人物に感情移入しすぎて気持ち悪いことになってます。
わたし、福田さんのことだいすきです(要注意・けなし愛炸裂中)
OKな方だけどうぞ~
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年末ヒマだし、ミルクラ・LLR・ライス・かたつむり、みんな好きだしいいかもー・・・くらいの軽い気持ちで見に行ったんですが、めちゃめちゃハマりました。
見終わるたびにもう1回見たい!とチケット譲ってくださる人を捜して、結局2回目・前楽・千秋楽と3回も見ちゃった。
今思うと見つかったのがすごいよなぁ。ほんの120人程度しか入らない劇場だし、かなり早い段階で前売り完売してたのに。
お話については公式ブログhttp://jimbocho.laff.jp/blog/cat7599643/ でかなり詳しくあらすじを書いてくれてるので参照に。
意外性のあるストーリーとかではないんですけど、登場人物のそれぞれの恋模様がすごくいいの。
進展度も状況も伝え方も違うんだけど、みんな相手のことが大好きで。
感情移入できる部分もたくさんありつつ、ぶっ飛んだ部分は爆笑しながら見れました。
LLR伊藤さん演じる高崎はひたすらハッピーな両想い。
付き合って1ヶ月の彼女(水戸さん)のことが好きで好きでしょうがなくてところかまわず惚気まくり。
「こんな幸せなことってあるんですね!」「僕たち、世界一のカップルなんです」
うざい。笑
水戸さんが悪い夢を見ると「悪夢バーン」(ただの大の字ジャンプ)でやっつけてくれる高崎さん。
「彼女から笑顔を奪うやつは許しません!・・・例え夢でもね(キメ顔)」「世界一の彼氏やなぁ~♪」
バカップルというか、電波カップルだね。
うちの彼女はおならなんてしない(DNA的におならがない人間である)と信じているが、実は水戸さんは子供の頃授業中におならをしてしまっていじめられたというトラウマが…
それを知った高崎さん、人前でおならをするなんて最悪だ…とショックをうけるも、そんな過去も悪夢バーンでやっつけて、更にラブラブに。
高崎「来年は二人でいっぱいおならし合おうね!」
水戸「そしたら、宇宙一のカップルだね♪」
しあわせそうでいいですこと!^^
後編で『宇都宮』って名前のライバルが出てきて、仲を引き裂かれるんじゃないかと北関東在住者としてはちょっと心配です。
若月・徹お兄ちゃんは喫茶店のコックさん役。
耕一の幼馴染のちょっとエロい女教師・杉本さんに惚れられていて、告白されるもフってしまう。
死んでしまった恋人のことが今でもずっと好きだから。
「俺は自分に自信持ってるしさ。そんな俺が好きになった人だから、死んじゃったくらいで終わったりしないんだよね。なんも変わんないんだ」
徹さん男前すぎるだろ・・・!惚れる。
豪快であっけらかんとした口調と性格であるが故に、一途な想いがなおさら切ない。
耕一を諭すシーンとか、ほんとカッコいい役どころだったと思うんですが、最初の方の「俺は彼女のおなら聞くのけっこう好きなんだけど」という問題発言の印象が強すぎて…笑 隙を見せてくれて嬉しい的な意味だろうってのはわかるんだけど!
杉本さんのぶっ飛んだアプローチにも大いに笑わせてもらいました。
本業は女子プロの方なんですか?ボケも演技もめちゃめちゃよかったよ。
今回の主役(ですよね?)、ミルククラウン竹内さん演じる喫茶店を営む耕一は、同じ商店街で働く清楚な女性・戸田さんに片思い中。
誰にも言わない(言えない)んだけど、全身から駄々漏れの恋心の甘酸っぱさがすごくいい。
戸田「町内会のアンケート取りに来ましたー」
耕一「あ・・・夕方もって行こうと思ってたのに、わざわざすみません」
この会話だけで、好きなんだなーってのが伝わるってすごくないすか。
恋する演技はもちろん、本業のツッコミの方も堪能させてもらいました。喉大丈夫か心配になるくらい。他の出演者が誰もツッコまないからね。笑
水戸さんを慰めるためにみんなで順番におならしようとしてるところに帰ってきちゃった時の「説明ほしいんですけどー!」にばくしょう。
竹内さんの魂の叫びって感じのツッコミ大好き。
あとは衣装がバーテンダー風だったのが何気にすごく嬉しかった。バーテンダー・軍服・生徒会長がツボなので私。
LLR福田さんは耕一の親友・おおかわ役。
親友の妹と付き合ってるのに、そのことを親友に言えず。その上仕事も続かないわ、コンパには行くわ、彼女に金せびるわ・・・絵に書いたようなオワタ\(^O^)/
公式ブログに「ハマリ役すぎでにやにやしちゃうと思う」って書いてあったけど、ほんとそのとおり。ずるい。
私、もうずーっとにまにましてました。
彼女のえみちゃんが「どこが好きなんだろう…」って自問するシーンには、客席全員が「全くだ」と思ったはずだ。笑
でもねー、おおかわ(=福田さん)はさ、かわいーんだよねー。
あの可愛いげはほんとあの人の武器だと思う。通じない人にはとことん嫌われそうだけどね。
私、福田さん好きなんだけど、この人にキュンとさせられるとなんだかすごく悔しくなります。笑
ところで耕一・えみ兄妹の苗字が『宇佐美』(=兎)なのに、寅っぽい名前の人がいないなぁ、後編で出てくるのかなぁと思ってたんだけど・・・おおかわって大河って書くのか!タイガーね、なるほど。
ライス関町氏が役名の「ごじょうたくやです!」と名乗っただけで異様にウケてて「???」だったんですが、関町さんがこの前出たドラマの役名だったんですね。こういう遊び心好きです。
ただこの役・・・なんか意味あったの?笑
あ、ノート持って行ったか!これが後半につながるのかな?
驚きの長さなのでわけます。つづく。