お肉を焼くと、焼き色が付くとか、野菜を煮るとやわらかくなるとか、塩をするとしんなりするとか…
何気なくやってることですが、それぞれ理由があるのです。
圧力鍋だと、どうして早く煮えるのか?
それにもちゃんとした理由があるのです。
その理由がわかれば、「納得」できるので、お料理がもっともっと楽しくなります。
この「納得」するために愛読しているのは、こちらの本。
佐藤 秀美 学術博士(食物学)
おいしさをつくる「熱」の科学
料理の加熱の「なぜ?」に答えるQ&A
おいしさをつくる「熱」の科学
料理の加熱の「なぜ?」に答えるQ&A
「圧力鍋はなぜ早く煮えるのか?」っていうQ&A以外にも、
「ニョッキや白玉団子をゆでるとき、中まで火が通ると浮いてくるのはなぜですか?」とか
「ゆでたまごの黄身の周りが黒くなるのはどうしてですか?」とか
「蒸すのとゆでるのではどちらが早く火が通りますか?」とか
そういえば♪なんでだろ~?♪って思ってる何気なくやってる調理法について、
科学の視点からきちんと解説してあるので、
「フムフム~なるほど~」ととても興味深く読めるんです。
この本を買ったのはかなり前ですが、今でもお料理の中で???が出てくると、読み返してます。
そういえば、NHKのあさイチで圧力鍋特集の時、スタジオで解説されていたのが
この本の著者 佐藤秀美先生で、なんだかとっても嬉しかったのを覚えてます。
納得する、理由がわかるって、何をするにもとっても大切なことだと思ってます。
「何のためにそれをやるのか」が分かると、心が納得するのですんなり動けます。
例えば、
「早く寝なさい!」って子どもに言っても、ぐずぐずしちゃうけど
「明日は遠足で、いつもより朝が早いから、早く寝なさい」っていうと、すんなりベッドに行ったりしませんか?
それと同じかな?
そういえば…理由を知りたがる私。大昔にこんな失敗をしたことがあります…(遠い目で)
若かりし頃、タレント(レポーターとか)を目指していた私。(鏡を見ろよって話ですが…汗)
東ちづるさんみたいに、料理番組のアシスタントになりたくて。
で、ある日、とあるローカル局の料理番組のアシスタントのチャンスが巡ってきたのです!!
そりゃ、張り切るわけですよ。
先生がお料理を説明されているところに
「なぜ、これをするのですか?」
「こうすると、どんないいことがあるのですか?」
なんて、興味深々で台本にないことを聞きまくり…
そうです。想像の通り、1回でクビになりました(涙)
「あの子、使いにくい」ってね~。
こんな失敗をしましたが、やっぱり「理由」がわかる方って大事だと思っているので、
レッスンではなるべく「理由」をお話しようと心がけてます。
でも、理由がわからないこともあるので、その時は笑って許してくださいね!
最近は日々今後のレッスンのための試作・実験の日々。
晩ごはんも途中経過の味が決まってない状態のものや、残り物のリメイク中心で…
新しい料理をご紹介できなくて、ごめんなさーい!!
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