各地でのライブにお越し下さった皆様に改めて心より感謝いたします!
それでは7月のライブを写真と共に振り返ってみましょう。
まずはSweet Rainにて、ピアニストの黒田京子さんとのデュオ。
お互いのオリジナルや、七夕にちなんで星をテーマにした曲を織り交ぜてお届けしました。
Sweet Rainは生声の響きがコントロールしやすく、このデュオならではのドラマティックな選曲を表現するのにぴったり。
お客様からもお店のママ、マスターからも大変好評を頂き、次回は冬の章を開催することになりました。
続いては里帰りライブ。
intelsatにて久しぶりにギタリストの湯田大道くんとのデュオ。
こちらもデュオならではの音物語を紡ぐひとときでした。
終演後にはお客様からスイーツの差し入れを頂き、美味しく頂きました♪
そして再び黒田京子さんとのデュオで金沢文庫の素敵なサロンにて「部活」ライブ。
音楽を愛する部員の皆様の他に、なんと横濱エアジンのマスターうめもとさんまで開店前にわざわざこのデュオを聴きにいらしてくださいました。
これももちろん生音&生声で。
この空間の響きもとても心地よく、聴いて下さる方々には生々しく迫ることができる大好きな場所です。
終演後には部員の皆様と美味しいお料理を囲んで懇親会。
とても楽しいひとときを過ごしました。
そして7月のクライマックスはなんといっても私にとって初挑戦のROCKライブ2days in 札幌。
その名も”LUNA meets Loud Three 2days in Lazy Bird”
3月に11周年記念ライブに呼んで下さったLazy Birdのマスター吉田さんからオファーのメールを頂いたのが3月末。
札幌を拠点に活動するトリオでROCKを歌ってくれないかという前代未聞のオファー。
そのメンバーでもあるドラマーの竹村一哲くんとは過去にもジャズのライブで共演をしたことはあるけれど、今回のマスターのリクエストはROCK。
そんなわけで一哲くんとメールで候補曲を出し合い、選曲の打ち合わせを繰り返すこと3ヶ月。
選び抜いた楽曲は王道中の王道、ROCKの歴史を辿るような名曲の数々。
あまりに有名な曲だけに難易度は半端なく、味わったことのないプレッシャーにドキドキ。
ジャズですら2daysの経験もないのに、今回は前日から呼ばれてスタジオに入りリハ。
ギタリストの碓井佑治くん、そしてベーシストの秋田祐二さんとはこの日が初対面。
3時間のリハを経てさらに入念な打ち合わせをしてプログラムを決定。
こうなったら行くしかない!とことんまでやるしかない!
その結果は。。。
超激アツ大盛況!!
不安がいっぱいだったのが嘘のように、連日すごい熱気の盛り上がり。
客席を見渡すと全員10代の青春真っ盛りのようなキラキラした笑顔。
コールアンドレスポンスも大きな声でがっちりついてきてくれ、客席からの歓声やどよめきが地響きのよう。
ありがたいことに、初日お越し下さったお客様のほとんどが帰り際に「また明日!」と連日の参加。
二日目のライブはどんどんヒートアップ。
急遽レゲエにしたアンコール曲ではみんな手を上げて揺れながらの大合唱。
なかには立ち上がって踊り出す人もいて、私も音に身を任せずっと踊りっぱなし。
そして最後はダブルアンコールで会場の熱気は最高潮!
私にとって新たな扉をいくつもブチ破るほどの斬新で鮮烈な経験でした。
なにしろ出したことのない声がどんどん出るわ出るわ。未知なる自分に何度遭遇したことか。
すべては素晴らしい共演者3人の最高に気持ちいいサウンドが背中を押して可能にしてくれたこと。
改めて、私を迎え入れてくれたLoud Threeの3人に感謝!
兎にも角にもお越し下さったお客様全員(そしてカウンターの中で踊り狂ってたマスター)が、心から解放されて楽しんでいる姿、そして喜んでくださったことが何より嬉しかったです。
最初はとんでもない無茶ぶりだと思ったこの企画、名指しでオファーしてくださったLazy Birdの吉田さんに感謝!
この一ヶ月、プレッシャーと特訓に追われた過酷な一ヶ月。
蓋を開けてみればなんと濃厚で充実した一ヶ月。
黒田さんとのデュオも、湯田くんとのデュオも、ROCKな2daysも、歌うたいとしてものすごく鍛えられた一ヶ月。
奇しくも今年2016年で私の歌手生活は15周年。
まだまだこれからますますどんどん成長、進化し続けたいという想いを新たにした7月でした。
改めて、出会ったすべてのみなさまに愛を込めて感謝いたします!